黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

Eに借りた鷺沢萠『酒とサイコロの日々』をちょこちょこ読んでいる。中々面白いのだが、中で「東南まわしの半荘じめ」という表現が出てきた。これはちょっと不思議な感じがする。だって、何時書かれた文章か正確にはわからないけれど、およそ現在「東南まわしの半荘じめ」以外のフォーマットで人は麻雀を打つだろうか? せいぜい東風戦ぐらいだろうし、東風戦は東風戦って言うしねえ。
半荘で東南まわし以外だと大昔のコンピュータの麻雀ゲームで「東々まわし」という表現を見たことがある。今思えばメモリが足りなくて場風を変える処理ができなかったんだろうが、それでも麻雀ゲームを作ってたってのは凄いな。
表紙と挿絵見覚えがあるけど誰だったかなと思ってたら日高トモキチだった。懐かしい名前だ。今何してんだろうね。