黄昏通信社跡地処分推進室

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『開放弦』 作:倉持裕 演出:G2 於 PARCO 劇場 2006-07-22

若干ねたばれ。気になる人は飛ばしてください。
東京から少し離れた田舎で結婚式を挙げたばかりの若い夫婦を中心に、その友人やかつての恋人、通りかかった漫画家夫婦が織り成す小さな物語。夫婦はわけあり、ではあるのだけどそのわけは比較的早くに出てしまい、さてその上でどうなるというのが描かれてゆく。
前半の展開はたるかったけど後半は結構いい。ギターのシーンは素晴らしく、そこから繋がっているラストシーンも中々よかった。やや意外な展開ではあるので「ではここからどうなるのだろう」というのが当然あるのだけど、それも含めて観後感はいい。Hの言う通り、これから観る予定でもしタイトルの意味が全く判らない人が居たら調べておいた方がいいかも。