黄昏通信社跡地処分推進室

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尾崎かおり『金のひつじ』、作者が「嫌いなものばかり詰め込んで書いてる」みたいなことをアフタヌーンの巻末で書いてて心底びっくりした。「描くとなぜか好きになれたり、それもいいなって思えるのです。」とのことで、嫌いなものをきちんと描けることは少なくとも作品に幅を持たせるためには大いに意義があるだろう。しかしそうは言ってもそんなに詰め込んだらさすがに描いててつらいんじゃないかと思うんだが、そんなことないんだろうか。とにかくすごい。ちなみに具体的にも列挙されていて、「冬の田舎、巨乳、学校、泥臭ハードロック、渋谷…。」らしい。巨乳嫌いなのか。


先日ちらっと本屋のぞいたときに『冒険エレキテ島』の新しい単行本が出ていて、思わず手に取って厚みを確かめてしまった。めちゃめちゃ薄かったりしたらどうしようと思ったけど、そこまでではなかった。分厚いとは言い難かった。