土曜日東京3R未勝利でローゼンカバリーの仔が勝ってた。母の父はパドスール。なまくらなローゼンカバリーと、ぴりぴりし過ぎていたパドスールの配合は面白い。しかしメジロカンムリやタケノベルベットの仔が走ったって話はあんまり聞かないな。
- 京都10-30-9R(T18) 萩ステークス:テイエムヒットベ(父ヘクタープロテクター)
- 単騎で楽に逃げる。直線入り口から一気に仕掛けて突き放す。最後ヴァーミリアンに迫られたがぎりぎりしのぎ切れたので、これは好判断。時計も速く中々の好内容だが、なんせヘクプロ×ホリスキーとかなので将来性がどうこうって感じじゃない。1800が一番いいんだろうなあ。九州産らしいが言われるまで忘れてた。血統も全然それっぽくないし。
- 東京10-30-5R(T14):ニシノナースコール(父ブライアンズタイム)
- 中団から、外から内へ切れ込みながら差し切る。決め手が他馬とはひとまわり違った。ブライアンズタイム×ノーザンテースト× Vaguely Noble と字面は中々本格派。時計は正直平凡だが案外やるかも知れぬ。
- 東京10-31-3R(T16):メガトンカフェ(父サンデーサイレンス)
- かなりスローの流れを大外から伸びて圧勝。抜群の瞬発力で余裕もあった。重馬場でもあり時計はさっぱりだが、相当派手なレース内容。血統も父サンデーサイレンス母バレークイーン、ってことはフサイチコンコルドの半弟。というか、この配合なんか見覚えがあると思ったらボーンキングの全弟なのですな。
- 東京10-31-4R(D14):バガバッドギーター(父 PulPit)
- 先行馬5頭で決まるだろうというところへ大外からぶっこ抜き。14番手に居たとは言えダートで上がり36秒2は中々出せない。わりと正統派のアメリカ血統っぽいので、まあ徹頭徹尾ダートだろう。今週は Pulpit 2勝ってことになるのか。
- 東京10-31-8R(T14) くるみ賞(500万下):セイウンニムカウ(父カーネギー)
- 最初は競られるが、振り切るとあとは独り旅で誰もついて来なかった。まあ楽勝だったが展開にも恵まれた。どうなんだろう。馬場を考えると時計は悪くないが、母父がジェイドロバリーで、こんな馬場いかにも上手そうな配合ではあり。将来性も疑問。ここら辺までか。
- 京都10-30-5R(T12):コスモラヴアゲイン(父マイネルラヴ)
- 三番手のインをぴったり回り、ロスなく抜け出す器用な競馬。着差よりは楽だったが時計はまあ平凡。母父キャロルハウス、母母父マラケートと支えもいまいち頼りない感じで、あまり多くは望めないか。ようやくマイネルラヴは新馬勝つ馬を出し始めて来た。というか、各陣営が使い方わかってきたのかも。
- 京都10-31-3R(D14):アドマイヤキラメキ(父エンドスウィープ)
- 好位からずどんと抜け出す。センスがいいし瞬発力がある。でも時計は平凡。母父がノーザンテースト、母母父が Crafty Prospector なんでダートの 1400m はほんとにぴったりだろう。いや、芝に向く可能性もなくはないけど。いずれにせよ将来性はやや疑問。
- 京都10-31-5R(T16):シアトルロッコ(父ブロッコ)
- 楽にハナを切れてそのまま逃げ切り。ちょい恵まれたかって感じもあるんだけど、最後は一杯一杯によく粘った。意外に血統の字面が本格派で面白い。母方にバウンティアスとモデルフールが入ってるのもちょっと楽しい。活躍してくれるといいけど、まあ難しいだろうな。
- 福島10-30-2R(T12):コスモマーベラス(父フジキセキ)
- 好位の内を回るが、直線に向いて前がごちゃつく。そこから馬群を割って先行馬を捉えた。時計はそこそこ程度だし着差もわずかだが根性がある。わりとやるかも。しかし母の血統がよくわからん。フジキセキ× Nijinsky ってのは根本的にはバランスもいいし相性も悪くないと思う。
- 福島10-31-9R(T17) きんもくせい特別(500万下):カネサマンゲツ(父マーベラスサンデー)
- 仕掛けずにハナへ。そのまま絡まれずにすんなり押し切ってしまった。母ウノは父が Cox's Ridge だから Turn-to 系同士の配合になる。母母父が Round Table……要するに平坦血統なのか? シルクトゥルーパーもここに回ってたが、出遅れてコーナーで置かれて最後怒濤の追い込み届かず2着。キャラわかってんじゃねーか。