黄昏通信社跡地処分推進室

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これは Netrunner プレイヤーに対する挑戦か?(うるさい)

アンヒンジドの FAQ みたいなものが出ていて、読んでいたらこんなくだりを発見。


《驢馬尻叩き/Ass Whuppin'》
(略)
マジック以外のゲーム(例えばネットランナー)の銀枠のパーマネントを破壊することはできますか?
あー、マジックのルールでは可能だね、でも他のゲームの側がどうかな。ある国で許可されていることが他の国でも許可されているとは限らないのと同じく、マジックで許可されててもそっちのゲームがどういうか判らないよ。ああ、回答だけど、その答は「向こうのゲームのルールによる」ってことになるのかな。
というわけで、世にあまたいる「Netrunner の隣で MTG をやるカジュアルプレイヤー」たちのために、ここは我らはてなダイアリー Netrunner 班が「こちらのルール」を提唱したい。もちろん非公式だが、公式のサポートも打ち切られて久しいので全く問題ない。
カードテキストを念のためもう一度確認。

Ass Whuppin' (Unhinged :Rare)
1WB
Sorcery
Destroy target silver-bordered permanent in any game you can see from your seat.

Netrunner のカードは今のところ全部銀枠で、このスペルにとっては恰好のゲームと言えるだろう。ゲンミツなことを言うと、Netrunner には残念ながらパーマネントって概念がない。だけどまあこんなカードにゲンミツとか言ってもしょうがないし、直観的に想像できるような動きをすると考える。
まず「パーマネント」は場に出ているカードに違いない。インストールされている ICE、ノード、アジェンダ、アップグレード、リソース、プログラム、ハードウェア、は対象にとれる。アーカイヴ、もしくはトラッシュにあるカードは対象にならない。
Destroy はもちろんトラッシュに他なるまい。トラッシュコストは不要で、通常トラッシュできないものでもトラッシュできることにしよう。
次に裏向きのカードだが、今後 Netrunner で黒枠のカードが発行されないとも限らないし、対象にはとれないことにしよう。暴露されているカードはレズされていなくても対象にできる。マジックのプレイヤーは暴露とかレズとか言ってもなんのことだかわからないだろうし。
この案の通りだとすれば、MTG 側のプレイヤーは目に入る適当な Netrunner のゲームを見つけて、適当な表向きのカードを――明らかに捨て札っぽく重ねて積まれてる奴は除く――対象にとればいいことになる。面倒なことはない。紫のライブラリを使ってるほうがコーポ(企業)で、緑のライブラリがランナー(一匹狼)だ。どっちにも正義なんてこれっぽっちもありはしない。好きな方を狙ってプレイするといい。