黄昏通信社跡地処分推進室

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三日坊主新馬チェック(26)

オープン

阪神12-05-11R(T16/filly) 阪神ジュベナイルフィリーズショウナンパントル(牝・父サンデーサイレンス/母バブルウイングス)
馬券日記 オケラセラで見るまで気がつかなかったんだけど、時計は同日の未勝利戦とコンマ2秒差、だそうで。遅いんだろうなとは思ってたがそれほどとは……(つーか気付けおれ)。とはいえまあ、上で書いた評価が変わるほどではなく。

500万下

中山12-04-10R(T20) 葉牡丹賞ウインクルセイド(牡・父キングヘイロー/母ロイヤルクロス)
M山が3連複20万馬券を取り逃がしたレース。なんと5−7を軸にしてこの馬が抜け。百日草特別はレベルが低かった、という思い込みが致命的な結果に。気の毒でした。さておき、好位のインを追走してそのまま最内から抜け出すそつのないレース。時計も結構速いので、血統はちょっと地味だけどなあなずりそ。でも母父スリルショーか……。トライアルで買いたいタイプかな。
阪神12-04-10R(D12) ポインセチア賞:アイノグレース(牝・父スペシャルウィーク/母ソヨカゼ)
中団の最内から、直線中ほどで外に出すと、そこからよく伸びて最後は三馬身差をつけた。なんか一戦目とおんなじようなレースだった。時計が中々速いのも同じ。前回「あと1勝はかたい」と書いたけど早速実現。オープンでも足抜きのいいダートならそこそこやれるかも。強かった。
阪神12-05-9R(D12) キタノカチドキメモリアル:[地]ホウヨウソウル(牡・父ソウルオブザマター/母ホウヨウマリン)
この馬が逃げ、同じく園田のギンガハーバーが二番手、という形。当然競り合う筈もないが、中央の騎手たちは侮ったか楽に行かせてしまう。4ハロン47秒1というペースからそのまま逃げ切った。恵まれたし時計もそこそこ程度で、この上となると流石に辛いかも知れない。今日はいいレースだった。母父がアレミロード、母母父が Nijinsky ってことなんで、根本的にはダート向きに思える。
中京12-05-10R(T12) つわぶき賞:ツルマルオトメ(牝・父タイキシャトル/母メモリーズオブロニー
積極的に前へ。三頭雁行の真中に入り、ペースも速く辛いレースになるが、最後まで一杯一杯に粘り切る。かなり我慢強い。時計自体は同日の牝馬限定2歳未勝利にわずかながら劣っていて、あまりほめられたものではなさそう。差して来られる馬が居なかった、ということか。母の父は Storm Cat。うーんここいら辺までか?

新馬

中山12-04-4R(D18):ナイキバリアント(牡・父 Stephen Got Even/母 Mystical Tricks)
2番手を追走していたが、スローと見るや三角から先頭に並びかけてそのまま押し切ってしまった。内容的には強そうだが、いかんせん時計が遅過ぎる。同日の未勝利より 0.8 秒、1000万下と比べると5秒劣る。流石に凡戦と言い切ってよかろう。父は A.P.Indy の仔で、母の父は Zen。誰なんだいったい。Damascus の仔らしいんで、その印象からすると全体的にたるそう。
中山12-04-5R(T12):アミリス(牝・父フレンチデピュティ/母ミスティーグリーン)
スタートよく先手を引くと、四角でちょっと突き放し、最後は差し馬に迫られながら一杯々々に粘り込む。フレンチデピュティ×トウショウボーイという血統も併せて、早熟目のスピード馬って印象か。マイルぐらいまでは保つかな。
中山12-05-4R(D12):シンボリドジャース(牡・父アフリート/母ピースフルロッジ)
道中はついていけず中団から。直線向いて大外に出すが、とても届きそうにはない位置取り。ところがそこから一気に伸びて差し切ってしまう。この馬場を考えると驚異的なレース。時計も速く、かなり能力が高そうだ。母は輸入馬で血統は正直よくわからない。鞍上の北村宏は芝でも対応できると言っているが、母父は Grand Lodge、母母父は L'Emigrant なんでまあ確かに大丈夫かも知れない。ダートの方がいいようには思う。
中山12-05-5R(T18):ダンスインザモア(牡・父ダンスインダダーク/母スーパーリヴリア)
好位のインをぴったり回ってくる。そのまま抜け出して快勝。器用だし重馬場も味方につけた。時計はスローでもあったしまあこんなもんか程度。母の父がリヴリアというのはちょっと面白い。良馬場でも一度見てみたい。半姉にウッドリリー(父ジェニュイン・未勝利)だってさ。
阪神12-04-5R(D18):アップドラフト(牡・父エルコンドルパサー/母マクダヴィア)
7頭立てで割とスローだったのに先行馬が全然残れない不思議な展開に。4番手から馬の間を割って抜け出して楽勝。スローを考えると時計は結構いい。中々侮れなくはある。三代母が Fall Aspen なので大叔父にティンバーカントリー、近親には Dubai Millenium なんかも居るみたい。良血。母の父はブラッシングジョンなので、ダート向きか。
阪神12-04-6R(T14):ワンダーガジ(牡・父 Ghazi/母 Dancing Lass)
スタートを決めるが、控えて好位の外。直線向いてからちょっともたもたしたが、じりじりと先頭に立つと内の馬の追撃も凌ぎ切る。時計はまあまあ。Ghazi はポリッシュネイビー× Damascus らしく、ダートの 1800m とかが合いそうに思える。母父も Cure the Blues だし。
阪神12-05-5R(D12):イブキサブデュー(牡・父アフリート/母イブキスタイリスト)
最初から行く気でハナへ。ついてきた馬はみんなばてて、2番手以降はぶっちぎれてしまった。圧勝。ダートは時計が出る状態だったようだがまあまあ速い。アフリート×トニービン×ノーザンテーストというちょっと首をかしげたくなる配合で、おそらく脚抜きのいいダートがいいのだろう。今日のスピードを見ると 1200 か 1400 がよさそうだが、血統的には 1800m ぐらいまでは。
阪神12-05-6R(T20):アドマイヤジャパン(牡・父サンデーサイレンス/母ビワハイジ
道中は14秒台のラップもあったどスローの流れを中団から進むと、三角から外を捲って直線も抜け出す。これも圧勝。3ハロン半ぐらいからはかなり速かった筈だが、流石はサンデーサイレンス。母は阪神3歳牝馬ステークスの勝ち馬で、まあ文句なしの良血。ある程度活躍するのは間違いないだろうが、どこまで行けるかについては次のレースを見たい。
中京12-04-4R(T12):メイショウリオン(牡・父ジョリーズヘイロー/母ユウキチェリオ
大外から、ペースも速くなく楽に先行。35.1-35.1 で逃げ切り勝ち。今日のところは恵まれた。母の父がオペラハウスで、もう少し長い距離でもやれそうには思う。牝系は三代母がアテナトウショウで、その仔にマチカネフクキタルが居る他、さかのぼるとトウショウの活躍馬が沢山居る。