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千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス17回戦 於千葉マリンスタジアム

RGE100130000=5
CLM00500100X=6
【勝】小野(8-4) 【セーブ】小林雅(2-2-26S)
【負】渡邊(1-1)
もらいもののチケットで観に行ったのだが、座ってみたらなんとバックネット裏の最前列。ちょうど一塁側ベンチの本塁側の端の真上ぐらいで、本当にいい席だった。こんなに近くで野球観たことねえよ。ただコンディションは台風の影響でもの凄く、スコアボードの風速表示が試合開始から終了まで常に二桁(メートル毎秒)だった。マリンスタジアムは風の強いことで有名だが、それでもこれほど強かったのは個人的には初めてで、おそらく流石に珍しいだろう。
試合は初回に堀の失策から犠打と適時打で先制されるというこの上なく嫌な展開。先発の久保もぴりっとせず、相手の当たりが野手の正面を突くことが多かったのになんとか助けられる感じ。
しかし3回裏、打順がふた回り目に入ると得意の集中打。特によかったのは一死二三塁から今江の犠牲飛球の間にちゃっかり二塁走者のフランコが三塁へ進んでいたこと。なにしろ見た目よりはるかに足の遅いフランコだけに、これがなければ次の李承〓*1の安打でもう一点は入っていなかっただろう。結果的に一点差だっただけに尚更だった。
大量援護をもらった久保だったがその後も打たれまくり……。5回表無死一三塁から山崎のサードゴロを今江が本塁へ送り一点もやらないという賭けを見せたが、続く鷹野に二塁打を浴びてまるっきり裏目。結局4回3分の2で10被安打、厳しい内容で降板となった。勝たせたかったけど、この内容ではちょっと無理。このところずっとよくないので下もあり得るかな。
よかったのはここの二死二三塁から登板した小野と、7回途中から救援した藤田。どちらも球が切れていて、特に藤田は打てる気のしない内容だった。5回途中で20時になっちゃうような締まらない試合だったのだが、この二人が引き締めてくれたと思う。
打つ方は6回の裏、一死一三塁から小坂の弱い当たりの二塁ゴロの間に今江が生還し、それがそのまま決勝点になった。前半がもつれた割に後半はあっけない試合だった。そんなわけでお立ち台は小野と藤田! 藤田は本当に素晴らしい投手だけど中々陽が当たることが少ないのでこれはなんだか嬉しかったな(本人によるとお立ち台は2回目だそうだ)。このカードのマッチカードプログラムにちょうど出てたしタイミングもよかった。
ということで、ああ、Mにも(以下略)。

*1:李承〓:〓は火へんに華。めざせ30本。ちょっと苦しいけど……。