■

「優駿」10 月号に掲載されている栄進牧場の記事、要するに下で告知されているわむさんの記事を読んだ。読み応えがあって面白かった。読み応えがあるというのはここでは単純に情報量が多いということで、おそらく限られた紙数の中で調べれば判ることはなるべく省く、という方針で書かれたのではないかと思う。牧場記事では最初に発祥からの歴史を辿って現在の話に至るのは王道で、大抵はそこで著名な馬のエピソードを織り交ぜたりしてとっつきやすくしたりするものだが、そんな気遣いは殆どしていない。二段落目からトップギアに入れた文章の中に取材で得たものが濃密に詰まっていて、多分読みづらいと感じる人もいるのではないだろうかとも思うが、まあそこは余計なお世話というものか。
マネジメントの話は中々興味深く、栄進牧場に対するイメージで絞り切れなかった部分がある程度納得できた感じがする。代替わりについてもう少し詳しく知りたかったところだが（微妙に冠号変わって気になってたりしたので）、まだはっきり方向が定まっていないということなのかな。
＊
馬産地コラムもしっかり載っていて、スケジュール的にはかなり厳しかったものと想像します。お疲れさまでした。またなにか書いたら教えてください。
リンク貼っとくか→すわ村