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なんとなく MLB を見るシリーズ、今日はメッツ対フィリーズフィリーズは地区首位を走っており、一方メッツは地区4位。スタッツもゲーム差を反映するかのような差が出ていて、まあ特に思い入れもない同士ならメッツに肩入れしつつ見ようかなあというところ。
そのメッツ、先発左腕カプアーノがかなりキレてて、三者連続三振という素晴らしい立ち上がり。一方フィリーズのオズウォルトは4回まで毎回安打を浴びる苦しい立ち上がりだが、メッツはそれをとらえきれない。そうこうしているうちにフィリーズは3回表に四球の走者を送りバントで進めて適時打、という教科書通りの攻めで1点先制し、さらに5回にもメッツのミスを絡めつつオズウォルトが自ら適時打を放って2点目を取る。
ところが5回裏、簡単に二死無走者となったメッツは次の打者も内野飛球を打ち上げてしまうが、そのなんでもないフライを二塁手が深追いして遊撃手とぶつかり落球する。そこへきっちり連打を浴びせて1点差とすると、6回表はカプアーノが3人で斬ってとり、その裏の下位打線に連打が出て同点に追いついた。なおも二死一三塁で打順はカプアーノ。続投させて欲しかったが代打を送り、結局無得点に終わる。
7回表、しかし代わったベアトが自分の仕事をしてこの回を無得点に抑えると、裏にはメッツ打線が奮起し長短打でついにこの試合初めてのリードを奪う。あとは今季すでに 15 セーヴをあげているF.ロドリゲスまでつなげば勝ちが見える。
8回表、メトロポリタンズがマウンドに送り出したるはイズリングハウゼン。だが、安打、盗塁、適時打と唖然とするほどあっけなく同点に追いつかれる。
ここで出かけるため観戦終了となったが、メッツが勝つ絵はまったく浮かばず、のちほどチェックしてみたら案の定 4-6 で負けていた。最後は同点のままロドリゲスをつぎこんだ挙げ句に打たれて負けたらしい。悲惨である。3点差にされたあと1点返した辺りも物悲しさを倍増させている。中々面白い試合だったが、メッツファンとカプアーノには同情せずにはいられなかった。