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スペシャルウィーク産駒の初重賞勝ち――東京スポーツ杯2歳ステークス・結果

5回東京5日11R 第9回 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)
サラ系2歳 1800m 芝・左 (混)(指) オープン 馬齢 晴・稍重
1 5 7 …スムースバリトン  牡2 55kg 蛯名正義  1:48.2     484Kg 0 (5)
2 4 4 △ペールギュント   牡2 55kg 小牧太   1:48.4 1馬身 506Kg-12 (2)
3 5 6 ▲ニシノドコマデモ  牡2 55kg 横山典弘  1:48.4 クビ  462Kg -2 (4)
4 7 10△エアサバス     牡2 55kg O.ペリエ 1:48.5 3/4  510Kg +2 (1)
5 7 11…マイネルハーティー 牡2 55kg 木幡初広  1:48.6 3/4  468Kg +2 (10)
ラップ 12.7 - 11.3 - 11.5 - 12.1 - 12.7 - 12.9 - 11.3 - 11.7 - 12.0
上り 4F 47.9 - 3F 35.0 / 単勝 07 1870円 5番人気 / 馬連 04-07 2850円 10番人気

スムースバリトン(1着・…)
後方から。控えたのは好判断で、馬場を考えると先行馬には明らかにきついペースだった。これまでのレースとは全く違う形になったが、むしろスペシャルウィーク産駒には望むところだったか。ともあれ明らかに力があるところを示した内容で、さらなる距離延長にも不安のあろう筈もない。今後が多いに楽しみになった。
ペールギュント(2着・△)
ダッシュはよかったが無理に行かず馬任せで中団。そつのないレースだったが、直線少し狭くなるところもあって及ばず。前走がフロックでなかったことは充分に示したと言えよう。これも将来性は充分。心配な気性面も今のところは全然大丈夫なようだ。楽しみ。
ニシノドコマデモ(3着・▲)
最後方から、一番最後に仕掛ける形。横山典らしい乗り方と言えよう。メガトンカフェが仕掛けたところですぐ外に入れれば勝ってたまであるのだが、すっと動けない分前が詰まる。それでも大外に出してここまで来たのだから大したもの。ただ、今日と同じような目に遭う場面は今後もありそう。
エアサバス(4着・△)
器用さがあるぶんすっと好位につけてしまう。キャリア1戦の馬にこの流れはきつかったか。それでも大崩れするところなく流れ込むのだから大したもの。悲観したものでもない。
マイネルハーティー(5着・…)
スタート悪く後方から。ペースにも恵まれてここまで進出。500万下なら遠からぬ内に順番だろう。距離にもめどが立ったと言える。
マイネルアドホック(7着・○)
今日は本来の先行策。早めに先頭に立たされる形で苦しくなったが、これでいいんじゃないだろうか。コーナー4つあるコースの方がレースはしやすそう。重賞では少し苦しいのかも。
コパノスイジン(8着・△)
掛かってた。まあ岡部なので持って行かれ気味なのは珍しくないんだが、この辺りの力の馬だと流石にぴったり折り合うぐらいでないと厳しいのかも。残念ながらいいところなし。
メガトンカフェ(9着・◎)
中団から。いい感じで追走していたが、少し追い上げるのが早かったか。とはいえ殆ど伸びるところもなく、力を示すところは殆どなし。過大評価だったか。次もいいところがないようなら見限るべきだろう。
ストラスアイラ(10着・△)
うーん、想像してたよりずっと馬場が好くなっちゃったしねえ。先行したのはいいと思うんだけど、どうにかなるような条件じゃなかった。それにしても大敗。今のところ、重馬場以外ではオープンでは通用しそうにない。

予想は今回も全く駄目だった。重馬場になるというのと内が伸びるというのを意識し過ぎた、というのはあるが、直接の敗因はもちろん1戦1勝馬を高く評価し過ぎたことだろう。実績をベースに一番連に絡んで来そうな馬を選ぶ、という当たり前の予想ができていないということだ。