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ファンタジーステークス組は過信禁物?――阪神ジュベナイルフィリーズ・プレヴュー:モンローブロンド、リヴァプール、ライラプス

ここまで二日続けてエントリを上げてきたわけだが、あろうことかレース名が間違っていた。ていうか、ジュ「ベ」ナイルってなんだよ。間違ってんのはJRAの方だよ。ト言イタイ気持チデ王様胸ガイッパイダケド、大人ダカラナオシマス。大人ダカラ。
さておき、ファンタジーステークスで上位に入線した馬はやはり有力視されてしかるべきだろう。
まずは2着のモンローブロンド。今回もそこそこ人気になりそうだが、この馬についてはちょっと疑ってかかった方がいいかも知れない。というのも、デビュー戦こそレコード勝ちだが、2戦目のりんどう賞はわりと平凡な時計((17)参照。時計について何も書いてないけど。)だったし、前走になるファンタジーステークスも展開に恵まれた割には勝ち馬からぶっちぎられた、という印象が否めないからだ。着順だけで人気になるようなら、正直あまり買いたくない馬ではある。
3着のリヴァプールは、二走前のサフラン賞で長くいい脚を使っていて、高い素質を示す内容だった((18)参照)。ただ、この馬の場合はファンタジーステークスで追い込んで届かず、というレースだった。月曜日にふれたように、このレースはペースが落ち着きやすい。今年もメンバーを見る限りではそれほどのハイペースは望めなさそう。ダンスインザダークも割と詰めの甘いところがあるので、また追い込んで届かず、というシーンも考えられる。
4着だったのがライラプス。デイリー杯2歳ステークスの2着(デイリー杯2歳ステークス結果参照)は立派の一言で、ファンタジーステークスでは勝負処で置かれ気味になってしまったのはなんだったんだろう、とは思う。それでも序盤から流れに乗れれば前走のようなことにはなるまいし、巻き返してきそうな負け方だった。鞍上の武豊もここ3週間でJRAGIを2勝とようやく乗ってきたし、勝ち負け勝ち負けと来てもいるので順番もいい(のか?)。今日取り上げた馬の中では、個人的な好みを別にすれば一番買いたい馬だ。