黄昏通信社跡地処分推進室

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似非フォーチュン活性化プロジェクト(5)

ちょこちょこリソースの応募を頂いてます。どうもありがとう。もう少しで当面の目標の 365 本に届くので、ちょっと踏ん張りたいところ。
というわけで、今日の一本。

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その洟が自己憐憫のために流されたのだとしても、その出来事にきみが洟を流
すほど強く心を動かされたことには依然として変わりがない。

番号自体はわりと最近だけど、履歴を見ると 2003 年の8月にはリソースは 300 を突破しているらしいので、おそらくは1年以上は前に入れたものだと思う。いかにほったらかしてたかってことですな。
「洟」って言う字はもともと「垂れる水」っていう意味らしくて、「はなみず」の他に「なみだ」という意味もある。というのを何処かで見たときに思いついたねた。一応この文自体は「なみだ」と読むことを想定しているけど、「はなみず」と読んでもそれはそれで面白い、んじゃないかと思う。
これは自分の涙に対して懐疑的になっている人に宛てた文章なんだけど、おれ自身は現実であれ虚構であれ他人事で涙を流すことは殆ど無い。強いて言うと、どういうわけかスポーツもののノンフィクションに比較的弱くて、前競馬ブックでやってた「ダービー十八史略」か何かのシャコーグレイドが3年11ヶ月ぶりの勝利をあげるくだりで、何故か泣きそうになってしまったことがある(ちょうどゆりかもめの車内だった)。それは現実にほぼずっとオンタイムで追いかけていて、その勝利の瞬間も憶えているのに、そしてその時は涙なんかとはほど遠い気分だったのに。
あ、でもつまりこれっておれが涙に対して懐疑的ってことか。うーん。どうも自分で書いたリソースばっかり引くから独り言っぽくなっちまってよろしくないね。次こそはそうじゃない奴を引きたいもんです。