黄昏通信社跡地処分推進室

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形式について(その2)

タイピングと四文字を比較してみたところ、総合では四文字が5ポイントほど上、個別では様々で、スポーツと学問ではタイピングが四文字を上回っていた。

アニスポ芸能雑学学問
タイピング5164537366
四文字6159617858
※全体的にうろ憶えです
四文字はジャンルによるばらつきが小さくて、タイピングは得意ジャンルが(比較的)高くて苦手ジャンルはより低くなる傾向にあるようだ。パネルにある程度の情報量が含まれている四文字は易問なら苦手ジャンルでもある程度取れて、タイピングはそれすらない、というようなことだろうか。逆に四文字は難しい問題になると得意な方のジャンルでも中々取れないのかも知れない。
ただし雑学だけはこの説明から遠く離れた数字が出ている。雑学の四文字が簡単なのか、あるいはタイピングが厳しいのか。一応雑学だけは総合で 78% あるので、意外にもタイピングが難しいという可能性はありそう。
というわけで、つづき。

キューブ

並べ替えと近いアナグラム形式で、個人的には並べ替えの次に得意。もっとも、タイピングキーボードを使う時点で絶対的な自信は持ちようがなく、実際苦手ジャンルのキューブではよく落ちている。回っている文字を頭の中に蓄えて単語を作り上げる感覚は独特で、コンピュータのクイズゲームならではだし、やってて楽しい。武器としては破壊力も削り力も半端で使いづらそう。

エフェクト

殆どの問題は漢字を読むだけのシンプルな形式。これもタイピングと近いところがあって、知っていれば取れるし知らなければ終わり、という問題が多い。分岐がなく緑ゲージが4秒ということで、今作では 100 点を一番取り易い形式になった。個人的には易問での初見と既見の差が大きいのが苦手なところ。まあタイピングが遅いのがいけないと言われればそれまで。

線結び

直観的で操作が楽しい新形式。とはいえ実際は全形式で最も操作が複雑ではあり、一度押し抜けしたりしてつなぎ損ねると慣れてない人はぐだぐだになること必至。易問でも緑を狙うと相当脳を回転させる感じがあるのがとても楽しい。苦手ジャンルだと手も足も出ない問題も多く、中々厳しい形式ではある。

一問多答

最も難しい形式。選択肢のそれぞれがほぼ独立であるから、○×を一度に4問投げるだけの攻撃力がある。とはいえすることはシンプルで、部分点が存在しない分選択肢ひとつ曖昧な時なんかの悩ましさは格別。これも易問で緑を狙う時は独特の焦燥感があって楽しい。選択肢の固定されている問題でも楽ではないが、入れ替わる問題ともなれば既見の問題でも殆ど別の問題となってしまう点においてさらに攻略しづらくなっている。

順番当て

かつての嫌われ者も今は昔、もはや使う人とて少ないマイナー形式。初代から2にかけては使ってる人も多かった一方で、わりと多くの人にそれこそ蛇蠍の如く嫌われていた。それこそ今の一問多答並に。しかし3でのマイナーチェンジでバランスのいい形式になった。個人的には――もうこれ書くの 100 回目ぐらいだけど――3のあの効果音が本当に素晴らしかったので今からでも戻して欲しい、ということを除けば非常に好きな形式。記憶をかきまわす、頭を使う、手の動きにつなげる、様々な楽しさを持っている。
まあそんなわけで、おれは所謂 STJ はどれもわりと好きだったりする。予選の投票で出てきたらほぼ確実に入れているので、おれと当たった時に「一問多答 1人」とかなってたら指差して笑ってくれていいです。こう公言してればそのうち当たった時に今まで諦めて次善のを押してた人が STJ を選ぶようになってくれたりしないかな、と思っているのだけどどうだろうか。