黄昏通信社跡地処分推進室

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コイラーへの道 (4)(5)

第3話は少し緩んだかなという感じだったのだが、4話5話はどちらも面白かった。4話の電脳戦争はやってること自体がものすごく新しいわけじゃないんだけど、それを拡張現実というツールの下で小学生がやってるというのは楽しい。イサコの強さが存分に示された上でフミエの腕もしっかり提示される展開もテンション上がる。かわいそうなのはダイチたちだが、まあしばらくはこういう役回りなのだろう。
金額をいちいちお年玉換算するのは物価に直結する情報を出さないためと考えられるが、一箇所たしか「15,000円」というのがちらっと映っていた。わざとなのだろうか。
5話はメタバグ集め。メタバグ周りはまだまだわからないことが多く、とりあえずあまり深く考えなくていいのかな。拾ったメタバグを鑑定サイトで換金する辺りはガジェット的に中々ぐっと来た。メタバグから音が聞こえるというのは『グラン・ヴァカンス』を想起させるが、あれほどの力はなさそうではある。それぞれ性質を持つ、というのは新事実。
ダイチのお約束どおりの情けなさが逆にいかす。あと「ガチャギリ」って仇名が好き。苗字は片桐だろうか。単に電話だろうか。や、ガチャ切りとかねえか。