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NFL 2011 -- NFC Divisional Playoff (Part 2)

とりあえず載せてしまおう。

New York Giants (#4 seed/East) @ Green Bay Packers (#1 seed/North)

Week 13 の激闘から6週間、今度はパッカーズがホームにジャイアンツを迎えての一戦。気温は試合開始時に氷点下5度とかで、この時期のグリーンベイとしては多分暖かいほう。
試合は比較的静かな滑り出しになって、フィールドゴールを1本ずつ決めてまずは 3-3。ジャイアンツはターンオーバーからタッチダウンを奪って 10-3 とするが、パッカーズもあっさりタッチダウンを返して 10-10。ジャイアンツがフィールドゴールを1本追加して 13-10 とリードして、前半最後のドライブ。残り6秒で、相手陣 40 ヤード付近、マニングはパスラッシュを交わして、前に数歩ステップし、エンドゾーンを見る。そして、思い切りエンドゾーンへ向かって投げる。ヘイルメリー気味(本人は試合後に「Hail Mary」とはっきり言っていた)のロングパスだったが、これがものの見事に WR ハキーム・ニックスにどんぴしゃでタッチダウン
後半に入ってからもパッカーズはリズムに乗り切れず、終始ジャイアンツに7点以上のリードを許し続ける。差を詰めるどころか少しずつ離されていき、最後はディフェンスも切れてしまって 20-37 の大敗。これはさすがに番狂わせといっていいだろう。
ロジャースはどうも微妙なコントロールがよくなかったようで、パッカーズはパスドロップを連発していた。レシーバーがだらしないからロジャースの調子が出ないのか、ロジャースの調子が悪いからレシーバーが取れないのか、まあ相乗作用みたいなところもあったのか。後半で1回だけ素晴らしいドライブがあってタッチダウンをとったのだけど、それ以外は最後まで冴えないままだった。
ジャイアンツは第4シード、レギュラーシーズンでは最終戦でやっとプレイオフを決めた程度の成績だったが、プレイオフでは2戦とも完勝している。次の相手のフォーティナイナーズもプレイオフ初戦は信じられないような勝ち方で勝ち上がっており、どちらも勢いがある状態だ。レギュラーシーズンで対戦したときフォーティナイナーズが勝っているが、正直今なら五分だと思う。