黄昏通信社跡地処分推進室

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研修(12-2)

宇宙のはなし。テレビでもおなじみ某先生、さすがにしゃべりが抜群にうまい。「半年に一回床屋に行く」と言っていて、これは百点満点の発言。講義後にちょっとしたツッコミの質問したら「ええ、それはまだ十億年ぐらい先のことですね」と笑いながらおっしゃっていて、それもなんかよかった。エマージングウイルスのはなし。これは面白かったな。ある種の哺乳類・鳥類の集団が常にウイルスのプールになっていて、時々なにかのきっかけでそこから人間に感染したものが、さらにたまたまヒト-ヒト感染を起こすようになるとアウトブレイクするみたいな話。あとは、どんなに凶悪な感染症でも、患者の数が限られていると商売としてはおいしくないので製薬会社は乗り気になってくれない、というのはやはり深刻なようだ。逆に充分なリソースさえ注ぎ込めればどんなウイルスに対するワクチンも作れるか、と聞いてみたところ、もちろん断言はできないがほぼできると言ってもいいと思う、との答えだった。