黄昏通信社跡地処分推進室

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障害未勝利

たまたま場外馬券売場に居たので馬券を買ってみた。といっても 200 円だけだけど。障害未勝利を楽しむこつは、思い切って(障害)キャリアの豊富な馬を蹴飛ばすこと。障害の、まして未勝利なんて層が薄い。そこに長年居るような馬は大抵上がり目がない(もちろん例外も居る、ゴーカイとか)。
といいながらサクラティガーもずっぱり切ってみたりして(まあ 200 円買ってもどうにもならんしな)、レオドロップからベルモントタイタンとデイアンドナイトへ。これが中々熱かった。慎重派で知られる矢原のベルモントタイタンが積極策で、ハナに立って少し引き離すレース。サクラティガーに早目に来られた時はもうやばいかと思ったが、譲らずに競り潰してリードを保ったまま最終障害へ。そして後続からはレオドロップが明らかに一番好い手応えで上がってくる。
これはひょっとして
と思いかけた瞬間、最終障害を飛越したベルモントタイタンがバランスを崩し、矢原はこらえ切れずに落馬。レオドロップはそのまま圧勝したものの、デイアンドナイトは文字通り何処にも居らず。どうしたんだろうと思ったら三角過ぎに脚を傷めて競走中止してました。
しかし、普段は落馬しないことを優先して後方から行くことの多い矢原が、今回明らかに勝ちに行く積極策に出て、人気の馬に来られてもひるまずに勝負した、というのは見ていて痺れた。結果は最悪だったけど、むしろよくやってくれたと思う。200 円分は充分に楽しませてもらったなあ、というところ。
でも考えてみると、2点買って両方競走中止って、相当ひどいなおれ。
# デイアンドナイトは開放脱臼で安楽殺となった模様。冥福を祈る。ベルモントタイタンと矢原は異状無し。

『Music No Music』 時々自動,2005 於シアタートラム

時々自動のパフォーマンスにTさんが出ていたので観に行く。あー、DM届いてましたわ。読んだの翌日だったけど。
分類不能なパフォーマンスなんだけど、なんとなく芝居っぽいのかなと思っていたら音楽の比重の方が全然高かった。ストーリーらしいストーリーは殆ど無いし。踊りもあって、身体も存分に動かして、ではあっても、それはみんな音楽の一部である/逆に言うならそこまで含めたものが音楽なんだ、という感じかな。
客席兼アクティング・スペースにあたる部分にフットスイッチがたくさん設置されていて、開演前・上演中を問わず踏むとどこかのスピーカーからなんらかの音やメロディの断片が流れる、という仕掛けがあった。これは動きを音に変換するシステムなわけで、「音楽に合わせて動く」とは逆の流れを作り出して、そのふたつをより不可分のものにしようって試みなのかなあ、と。全く的外れのこと言ってるかも知れないが。
で、動きが心地よかったし見ていてみんな楽しそうで、「うおおこの中にちょっと混ざってみてえ」というのを時々ほんとに思ったから、パフォーマンスとしては中々成功だったんじゃないだろうか。結局実際には混じらなかったから、ある程度の限界も同時に感じはしたのだけど。

今日ごは

昼:サンジェルマンカフェにてクロワッサン、ミートパイ、クリームパン、オレンジジュース
三軒茶屋にて。クロワッサンはすごくさくさくぼろぼろってわけじゃないんだけど、これはこれでとてもおいしい。他のふたつも旨かった。
晩:焼き鳥各種、サラダ、大根のみそ汁、ごはん
手抜きで買って帰る。焼き鳥はどれも旨かった。サラダも。でも流石にちょっと高くついてしまいやや反省。できることは自分たちでやろう。