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「こっちの」ICE

今更ながら。
もともと2ちゃんねるのQMAスレッドで、回線落ちの全COM戦のことを「アイス」と呼んでいた。これは、ある日の大魔導士戦で、それまでは人間がたくさん居たのに、次のプレイで突然全COMになってしまう現象(※要するに回線落ち)に遭遇した男が、「おれの知らないところで全国の大魔導士にアイスでも配られてたんだろうか?」と書き込んだことが発端だったらしい。
しかしながらオンラインでアイスと言われればICE(Intrusion Countermeasure Electronics =侵入対抗電子機器*1)を連想するのが人の常というもの。ということで、全COM戦のことを「ICE」と表記し、途中での回線落ちのことを「ICEに遭遇する」と表現している。時々「アイス」とも書いてると思うけど。
一応参照→昨年11月9日の日記
ウィリアム・ギブスンは、単に侵入者を追い返すものをホワイト・アイス、逆に攻撃を仕掛けてくるものをブラック・アイス、というような区別をしていた。士郎正宗は後者のことを「攻性防壁」と呼んでいたと思う。Netrunner ではアイスを、単に入れなくする「wall」、パス・コードを要求する「code gate」、侵入者を攻撃する「sentry」の3種類に区分している。QMA の奴は一応「sentry」になるのかな。あ、クイズ出してくるから code gate か。

*1:侵入対抗電子機器:詳しく知りたい人は『クローム襲撃』や『ニューロマンサー』を読むと吉。しかし読まなくても凶ではない。