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千葉ロッテマリーンズ対大阪近鉄バッファローズ最終(第27)戦 於千葉マリンスタジアム

仕事を適当に切り上げて地下鉄で東京→京葉線海浜幕張へ。最初に来たのが「通勤快速」で、あ、これでもいいのかな、と思いきや「停車駅は八丁堀、蘇我の順です」とか言われて度肝。間に何駅あると思っとんねん。2分後に普通の快速来たから問題なかったけど。
海浜幕張マリンスタジアム行きのバスに並ぶと、予想以上に列の中にスーツ姿が多いことに驚く。最終戦だからってこともあろうけど、わずかでも優勝に希望が持てる状況なら客は集まるということか。もっとも野球の場合、全体に対するそういう試合の割合が極端に低いって問題はあるのかも。
球場に着いてまたびっくり。こないだの土曜日より入ってねえ? 少なくとも互角ぐらいには入っていた。
そんでもって試合はこうなった。
Bu  020 000 000 =2
CLM 000 000 000 =0
5回裏おれの到着直後、西岡の安打とサブローの四球で無死一二塁。ところがおれが飯(牛丼と焼そばというDQN喰い。割り箸が二膳入ってたのは何かの間違いだと思われる)を買って席に着くなり、堀が送りバント失敗の後三振→福浦が併殺打のコンボ。えーと、おれの所為?
6回裏は二死から3人走者を出すが無得点。8回裏はベニーと初芝の連打でまた無死一二塁を作るが、垣内は一度送りバントの構えを見せてから強打して浅い右飛。結局二死満塁まで行くが得点できず。
その間ずーっと清水直行は相手の攻撃を3人で終わらせ続けた(走者もひとりしか出さず)が、9回裏は1番からの好打順を全く活かせず三者凡退で超あっさり終了。相手の倍以上の9安打を放ちながら無得点、作ったのはチャンスと残塁の山だけ。全く見事という他ない見殺しぶりだった。これで清水直が負け投手というのだから不憫でならない。
これで残り試合はビジターばかり5試合、かりに3勝2敗で行けたとしても、日ハムは今日勝ったので4勝3敗で3位を守れることになった。今日一日でかなり苦しくなったと言わざるを得ない。まだ諦めるには早いけど。
終了後には監督の挨拶。マイクの調子が悪く、代わりを持ってきたらそれも不調で、有線マイクを出してきたらコードが絡まり、という段取りの悪さで、近くに居た客が「今日の試合みてえだなあ」と言っていた。ボビーの日本語はブロークン過ぎて何言ってるか殆ど解らなかったが、それでも日本語でやろうとしたのはえらい。(後半は通訳付きで英語でしゃべってた。)
あとは花火上げたりサインボール投げ込んだり。西岡が投げたボールが内野自由席の2階まで届いててびっくりした。駄目もとで通路のとこまで行けばよかったよ。
それと、話が前後するけど、試合が終わった直後、近鉄の選手がベンチのとこに戻って行く時に、近鉄ファンが多分拍手始めたんだと思うんだけど、それが球場全体に広がって行ってたのがなんかちょっと感動的だった。プレーオフ進出は絶望だし、来年は球団あるかもわからない、そんなモティヴェイションを保ちづらい状況で、近鉄の選手は見事な試合をしたと思う。来年もまた試合をできるといい、そう願っておれも拍手をした。
あと、最終戦はだいたいやるんだけど、レフトスタンドの近鉄ファンが「がんばれがんばれマリーンズ!」ってやってくれてちょっと嬉しかった。もちろんライトスタンドからもお返しをしていた。また来年もこの球場に足を運びたいと思う(今年だったら最高だけど、流石に難し過ぎるので高望みはしません)。