黄昏通信社跡地処分推進室

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セロファンテープ

眼鏡探しにひさびさの長文エントリが。最近の償却炉系では白ネクタイ編とか好きですけどそれはさておき。


セロテープはごくまれに、ちょこっとだけ使うことがある。常備するほどではないので事務のおばちゃんのところから借りてくる。
使うたびにその扱いづらさに驚く。子供の頃からいちばん馴染みのあるテープなのに、こんな難しいものだったのかと思う。
各種の粘着テープの違いや使い分けについて。日常的に関わっていない限り、漠然と意識はしてもここまで知ったり考えたりすることはあり得ないことで、それだけで単純に面白い。「やっつける」という言い回しが出てくるくだりはジャーゴン好きにはたまらない。
で、セロテープの話なのだけど、自分が職場で使うシチュエイションを考えるに、カジュアルな封書を閉じる時とか、掲示期間が過ぎたら捨ててしまうポスターをスチールのラックに貼る時とか、一時的だと思ってたメモをちょっと貼っておきたくなった時とか(初めから貼る心算なら付箋紙に書くので使わない)、そんなところ。つまり、「やっつけ」てもいいものか「やっつけ」ようがないものに対して使っている。だとすると、基本的には粘着力が強い方が便利ではあるんだろう。ポスターの重みだとか丸めによる反り返りとかを押さえるためには、それなりの粘着力が要るはずだ。
もちろん粘着力が低い方が有難い場合もあると思うのだが、シチュエイションと材質によってちょうどいい粘着力というのはかなり大きく上下する。それを複数常備して使い分ける煩雑さは、おそらくそのメリットを上回ってしまうんだろう。それであれば(若干強過ぎるとしても)強い方に揃えておこう、という発想なんじゃないだろうか。
ちなみに養生テープは芝居やったことある人なら大体知ってる筈。なにかと重宝するのは確か。逆に言うと仕事以外じゃそれぐらいしかないかも知れん。