黄昏通信社跡地処分推進室

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さよなら、ウェンディーズ。

ウェンディーズからのお知らせ(PDF)

突然ではございますが、「ウェンディーズ」は、米国 Wendy's/Arby's Group, Inc とのフランチャイズ契約満了に伴い、2009年12月31日(木)をもちまして全店閉店の運びとなりました。

おれはウェンディーズのことはかなりひいきしていて、この日記でもたびたび触れてきた(参照→この日記を「ウェンディーズ」で検索した結果)。
マクドナルド系ともモス系とも一線を画すチェーンとして貴重な存在であり、特に「王の不在」期間*1における我が国の肉っぽいハンバーガー路線をただ一社で支えた功績は極めて大きい。
しかし残念ながら近年は足が遠のいていた。おれの人生の中でハンバーガーチェーンの占めるスロットがだんだん小さくなっているうえに、バーガーキングの再上陸が追い打ちをかける恰好になっていた。人生でひとつハンバーガーチェーンを選ばなければならないとすれば、おれはウェンディーズよりバーガーキングをとるだろう。だから、足を運ばなかったこと自体に後悔はない。これはしかたない。
でも、ウェンディーズというチェーンがこの国からなくなってしまうことには寂しさを覚えるし、残念でならない。惜別の意味を込めて、この日の昼飯はウェンディーズにしてみた。クラシックダブルチーズと、チリチーズフライ(ポテト)。相変わらず肉っぽくて、味が濃くて、身体に悪そうで、最高に旨かった。またどこかでこの味に出会えることを祈っている。

*1:2001-04〜2007-06 の期間、とりもなおさず日本にバーガーキングの店舗が存在しなかった時期を指す。