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NFL 2012 -- Week 16, part 2

New Orleans Saints (6-8) @ Dallas Cowboys (8-6)

ちゃんとは見ていないけど面白い試合だった。ブリーズとロモが両方 400 ヤード以上投げる大空中戦で、4Q に入った時点でセインツが 14 点リードしていたのだがそれをカウボーイズが最後残り 15 秒でロモがタッチダウンパスを決めて追いつくという展開。31-31 でオーヴァータイムに突入する。オーヴァータイムの先攻はカウボーイズだったがパントに終わり、返しのドライブではセインツ WR コルストンのファンブルがありながら前に点々と転がって行ったボールをグレアムが敵陣2ヤード地点でリカバー。そのままフィールドゴールを決めて勝利となった。
カウボーイズはこれでプレイオフに進むためには最終戦レッドスキンズとの直接対決に勝つしかなくなった。相手こそ違うが昨年と殆ど同じシチュエイションで、今年こそはなんとかしたいところ。

Other Games

  • ATL(13-2) 31-18 DET(4-11):まあ順当。ファルコンズ、今年は本当に攻めも守りも隙がない。ライオンズはこれで7連敗になったのかな。カルヴィン・ジョンソンがシーズンパス獲得ヤードの記録を更新して、それが唯一のいいニュースとなった。
  • TEN(5-10) 7-55 GB(11-4)パッカーズ、容赦なくタイタンズを粉砕。タイタンズもロッカーが 13/30 とかだったそうなのでまあどうしょうもないすね。
  • STL(7-7-1) 28-13 TB(6-9)ラムズはここでプレイオフがなくなったが、試合自体は勝ったのでぎりぎり勝ち越しの目が残った。来年へ向けてもうひとつ勝ちたいところ。バッカニアーズは5つのターンオーバーで5連敗。
  • WAS(9-6) 27-20 PHI(4-11):イーグルズ、最初のドライブで 4th ダウンギャンブルを2回も成功させてタッチダウンで先制し、こうでなくっちゃ面白くねえよ、と盛り上がったのだが、その後は普通に逆転される。それでも2タッチダウンのビハインドを 4Q に追い上げ、7点差に迫ってラストドライブ。残り 28 秒、敵陣 17 ヤードでフォールズのパスはエンドゾーンでワイドオープンのマクリンへ飛んだのだがボールは低過ぎて手前でバウンド。ファーストダウンを更新してから残り 11 秒、敵陣5ヤードで今度はムーアへのショートパス。手に入ってタッチダウン、かと思われたが今度はドロップでインコンプリート。どうしても最後の一線が越えられず、最後はインテンショナルグラウンディングによる時間減少でタイムアップとなった。レッドスキンズにとっては冷や冷やものの勝利だった。
  • SD(6-9) 27-17 NYJ(6-9):ジェッツは3番手 QB マッケルロイが先発して、11 サックを浴びたとか。チャージャーズはプレイオフ関係なくなってからの方がいいゲームしてる印象がある。
  • OAK(4-11) 6-17 CAR(6-9)ニュートンの帳尻力やべえな。まあレイダーズ相手なら勝つかなという気もするけど。
  • BUF(5-10) 10-24 MIA(7-8)ドルフィンズはタネヒルが頑張っているようであと1勝で5割というところまで来た。派手さは無いけど1年目としては上々の成績と思う。ビルズは今年もスタートダッシュからのしりつぼみで終了か。C.J.スピラーは 22att-136yds と素晴らしい数字。
  • NE(11-4) 23-16 JAX(2-13)ペイトリオッツ意外と苦戦したな、というところだけど結果自体は結局順当。ジャガーズは 1Q 途中で 10-0 とリードしたり、最後 4Q にも2度レッドゾーンまで迫ったりしたのだけど追いつけず。
  • IND(10-5) 20-13 KC(2-13):これ、チーフス勝てた試合だったなあ。まあ勝てた試合なんてものはなくて勝った試合と負けた試合があるだけなのだが、もう勿体無いの一言に尽きる内容だった。2本のインターセプト、チャールズのファンブル、4Q でのギャンブル失敗、多分どれかひとつ無かっただけでも少なくともレギュラータイムでの負けは無かったのではないだろうか。どちらが9勝でどちらが2勝だか全くわからないような内容だった。
  • CLE(5-10) 12-34 DEN(12-3)ブロンコスこれで 10 連勝になるのかな。あのチャージャーズ相手の大逆転勝利、あれ以来全部勝っている。ブラウンズはウィーデンが負傷で退がり、2Q 途中からは昨年までのスターターコルト・マッコイが投げていたとのこと。
  • NYG(8-7) 14-33 BAL(10-5)ジャイアンツ、これはやっちまったというか、ほぼ致命的な敗戦で、プレイオフの望みは殆ど無くなった。昨年ほど終盤へ向けてチームの状態を上げられていなかった印象で、イーライ・マニングはこの日も 14/28-150yds どまり。レイヴンズは久々にまともなゲームをした感じで、これをプレイオフまで持ち込みたいところ。
  • CHI(9-6) 28-13 ARI(5-10):ベアーズは連敗を止めてプレイオフに望みをつないだ。前半戦を 7-1 で終えたときにはプレイオフ確実だと思ったものだが、もはや自力進出も無くなってしまっている。
  • SF(10-4-1) 13-42 SEA(10-5)シーホークス、ここへ来て絶好調と言っていい状態。同地区のライバルフォーティナイナーズとの直接対決だったが軽くひねってしまった。特にオフェンスはここ3試合尋常じゃない得点力で、これがポストシーズンまで維持できればかなり面白いように思う。