黄昏通信社跡地処分推進室

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ジャンク DNA

息子は頭の形も髪質もおれによく似ているというか概ねそっくりなのだが、唯一額の狭さというか生え際の低さは妻に似ていて、おでこ狭いなーという感じがする。一方娘は頭の形や髪質はおれに全然似ていないが、額の広さはよく似ていて、おでこちゃんである。こういうどうでもいいことがちゃんとどっちかに似るのほんと面白い。





銀色夏生が昔つれづれノートかなにかに書いてたという話で、妻から聞いたので自分では読んでいないのだけどとても好きなエピソードがある。娘ができてからわりとすぐ別れてしまった最初の夫が、寝ているときにパジャマのズボンのウエストに手をつっこんで寝る癖があったのだが、長じて娘がまったく同じことをするようになった。また、その人は白いごはんに明太子とか佃煮とかを乗せて食べることを「ごはんが汚れる」といって絶対しようとしなかったのだが、娘もようようしゃべれるぐらいの歳の時点で白いごはんに何かを乗せるのを泣いて嫌がった、という。銀色夏生はそれを評していわく「DNA には相当くだらないことまで書き込まれているとみた」*1





ジャンク DNA って言葉は全然こういう意味じゃねーです。念のため。

*1:これ聞いただけなのでもちろん正確ではないはずです