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NFL 2017 -- Week 14

いわゆる第4クオーターに突入。毎年思うけど、早いねえ。

New Orleans Saints (9-4) @ Atlanta Falcons (8-5)

NFC ではもっとも激戦になっている南地区の同地区対決。セインツとファルコンズは試合前で2ゲーム離れていたが、この試合と二週間後とで二回の対戦が残っているため、ファルコンズが二連勝すれば逆転できる。逆にセインツは1勝でもできればリードできるのでかなり有利な立場とは言えた。
おたがい最初の攻撃で FG を決める出だしから、2Q にファルコンズタッチダウンを決めて逆転。これは 90 ヤード 15 プレイで延々と時間をかけて奪ったタッチダウンだったが、セインツは返しのドライブで2分半5プレイでタッチダウンを返して同点とする。残り 1:53、ファルコンズは使い切って FG という目論見でドライブを進めたが、残り 0:14 にライアンが投じたパスがやや短く、CB ラティモアインターセプトを許してしまう。そこからラティモアは敵陣 29 ヤード地点までリターンして逆に FG をセットアップした。47 ヤードの FG をラッツは見事に成功させるが、なんと OL のイリーガルフォーメーションでヌリファイされてしまう。残り 0:04 はランオフで消えてしまい、同点で折り返すことになった。この3点があとで効いてくることになる。


ライアンは後半最初の最初のプレイでもインターセプトを喫する。自陣の 29 ヤード地点だったためセインツはもらった攻撃権をあっさりタッチダウンにして再度 17-10 と逆転した。さらに返しのドライブでファルコンズは敵陣9ヤード地点まで攻め入ったのに 3rd&6 からライアンが投じたパスはみたびインターセプトされる。エンドゾーン左奥のフリオ・ジョーンズへ、なんとかとってくれというパスだったが普通に無理があった。ハーフタイムをまたいで実に3本のインターセプトで、このあたりでは完全にモメンタムはセインツにあった。
しかしここからセインツの攻撃はまったくつながらなくなってしまう。スリーアンドアウトかそれに近い攻撃を繰り返し、その間にファルコンズはペースを取り戻す。4Q に入ってから、ライアンがサヌーへのタッチダウンパスを決めて同点。次のドライブでは K マット・ブライアントが 52 ヤードの FG を決めて 17-20 と逆転する。
セインツは逆転されてやっと息を吹き返し、ブリーズが別人のようにパスを通し始める。敵陣の 4th&1 もブリーズがスニークで更新すると、テッド・ギンへの短いパスを強引に通して残り 11 ヤード。もうこれはタッチダウンだろう、というムードだったが、ここでブリーズがまさかのインターセプトエンドゾーン中央のヒルへのパスだったが、少しコントロールが狂ってしまった。絶好調のドライブだっただけにほとんど手拍子で投げたようなパスだったが、最後の最後に落とし穴が待っていた。
セインツには悪夢のような展開だった。中盤押せ押せであっさり再逆転し、このまま突き放すかというムードだったのにそこからしぼんでしまい、最後はターンオーバーと前半最後の反則が祟っての負け。これでもまだ1ゲームリードしているわけだが、ここで勝てば止めを刺せた筈だ。生き残らせてしまったことはおそらく最終週まで響くだろう。
ファルコンズはライアンのインターセプト祭りで死にかけたが、ディフェンスが流れを引き戻した。この1勝は大きい。今年もしこのままプレイオフに進めたなら、シーズンの流れを変えた週ということになるだろう。


最終スコア:NO 17-20 ATL

Oakland Raiders (6-7) @ Kansas City Chiefs (7-6)

AFC 西の天王山、その1。ここで 6-6 同士でめぐり合うとは、Week 7 で相まみえたときには想像もしなかったろう。レイダーズはスイープできれば地区優勝に大きく近づけるし、むろんチーフスも 1-1 にできて星ひとつリードできればチャンスは広がる。
しかし試合は思ったより一方的になった。チーフスが最初のドライブの先制 FG を皮切りに、タッチダウン、FG、FG、とどんどん得点を重ねていく。レイダーズは前半唯一敵陣に入れたドライブもインターセプトで終わることになり、0-16 で折り返し。
後半もチーフスの勢いは止まらず、FG、タッチダウンと追加してとうとう 0-26。さすがにほぼ勝負がついてから 4Q に入ってレイダーズも追い上げ、タッチダウンオンサイドキック成功→タッチダウンと 15 点を返すも時すでに遅し。そのままチーフスが勝利した。
負けがこんでいたチーフスだが、ようやく立て直してここぞという試合に勝てた。内容もよく、終盤に向けてまた勝ちをつみあげていけるかもしれない。レイダーズは序盤にカーが投げるサイドライン側への短いパスをきっちり止められて攻撃を続けられず、リズムに乗れなかった。


最終スコア:OAK 15-26 KC

Baltimore Ravens (7-6) @ Pittsburgh Steelers (11-2)

AFC 北の同地区対決。中盤以降絶好調のスティーラーズに、五割ラインを行ったり来たりしていたレイヴンズがようやく 7-5 と貯金を2にして挑む一戦で、スティーラーズはここで勝てば地区優勝が決まる。
試合は猛烈な点の取り合いになった。レイヴンズが最初の攻撃でいきなりインターセプトを喫したのに対し、スティーラーズは開幕から2回のドライブで連続してタッチダウンまでたどり着いた。これで 0-14 と一方的な展開もちらついたが、ここからレイヴンズは反撃する。フラッコがムーアへ 30 ヤードのタッチダウンパスを通すと、その次の攻撃ではコリンズの 18 ヤードのタッチダウンラン。オフェンスのほとんど全員がブロックに絡むようなランプレイで、見応えのあるタッチダウンだった。スティーラーズは FG を2本追加して、14-20 で折り返す。


後半に入ってからはレイヴンズが勢いづく。スティーラーズの最初の攻撃をパントにさせると、そこから FG、タッチダウンタッチダウン、と立て続けにスコアして逆転して突き放す。RB コリンズとフラッコの奥へのパスがいい組み合わせになっていて、これが今季のレイヴンズの目指す攻撃の形なのかなという感じがあった(とはいえこの試合の前まででフラッコは TD-INT が 11-11 だったのだからパスオフェンスがどれほど機能していたかはわからないのだが)。これで 31-20。
4Q に入ってからスティーラーズが再度反撃に転じる。FG を一本返した次のドライブ、アントニオ・ブラウンの、ほとんどランアフターキャッチで稼いだ 57 ヤードのレシーヴで一気に敵陣奥深くまで入ると、最後はニックスへの1ヤードタッチダウンパスで 31-29 と差を詰める。ツーポイントコンヴァージョンは失敗。レイヴンズはカンパナーロの 40 ヤードキックオフリターンと、相手の反則ふたつに助けられて実質ゲインは 21 ヤードというタッチダウンを決めて 38-29 と突き放しにかかるが、スティーラーズはここからがしぶとかった。返しのドライブでロスリスバーガーがノーハドルで短いパスを連投し、じわじわとゲインして行って最後はベルのタッチダウン。これで 38-36 とすると、返しのレイヴンズの攻撃をスリーアンドアウトにしとめ、残り 2:25 から最後のドライブを始める。途中 3rd&14 もあったがロスリスバーガーがジェイムズへのパスを通して更新、敵陣 28 ヤードまで進むとボズウェルが FG を決めてついに再逆転した。
残り 0:42、タイムアウトひとつでレイヴンズは最後の攻撃を開始する。しかし最初のプレイでマクリンが負傷して、最後のタイムアウトを没収されてしまったのが痛かった。スパイクして時計を止めて粘ったが、最後はフラッコがサックされてボールをこぼし、ボールが前方向に転がったため時計が回り続けて試合終了となった。
星の差こそあれ常に好勝負をする両チーム、今回も僅差となって盛り上がった。例年にない点の取り合いになったのも見ているほうとしては面白かった。スティーラーズが底力で勝り地区優勝を決め、レイヴンズは 7-6 となってワイルドカード争いに回る。

  • ロスリスバーガーは 44/66-506yds-2TD-0INT。すごい数字。パスアテンプト 66 って初めて見たかもしれない。投げまくってたもんなあ。フラッコは 20/35-269yds-2TD-1INT。最初のインターセプトは FG 圏内に入ってたので、終わってみると悔やまれる一投。



最終スコア:BAL 38-39 PIT

Minnesota Vikings (10-3) @ Carolina Panthers (9-4)

NFC の注目の対戦。すっかりケイス(・キーナム)がスターター QB に定着して快進撃を続ける北地区ぶっちぎり首位のヴァイキングズを、南地区でセインツ、ファルコンズと激しく争うパンサーズが迎え撃つ。ちなみにヴァイキングズはあと半ゲーム差でもつければ、すなわちこの日勝てば地区優勝が決まる一戦だった。
ヴァイキングズはオープニングドライブで苦しみながらも 1st ダウンを2回更新するが、つぎにキーナムが左奥へ投じたロングパスをインターセプトされてしまう。シーレンは DB を抜いていて、リードボールを投げられていればタッチダウンまであった状況だったが少しボールが短くなってしまった。返しのドライブ、パンサーズは RB スチュワートが中央をぶち抜いて独走。セイフティが上がってしまったために後ろには誰もおらず、そのまま 60 ヤードのタッチダウンランとなった。
ヴァイキングズは気を取り直して次のドライブ、細かく刻んで 1st ダウンを重ねていき、レッドゾーンに入ったところで中央にまっすぐ走ったルドルフへのパス。ちょっと低すぎてあわやインターセプトかというボールだったが、無事に通ってタッチダウンとなった。7-7 の同点に追いつく。
しかしパンサーズは次のドライブでもタッチダウンをあげる。ヴァイキングズは一旦敵陣深いところで 4th ダウンまで追い込んだかに思われたが、フェイスマスクの反則で攻撃が続いてしまい、その次のプレイでも微妙な判定でフェイスマスクをコールされてしまう。そんなこんなで続いたドライブをタッチダウンまで持って行かれてしまった。7-14。結果的に見ればこのドライブを止められなかったことが重くのしかかってくる。
このあとはパントが何本か続いたあと、2Q に入ってからヴァイキングズが得点をあげる。マキノンのランがよく出たドライブで、キーナムもサックされそうになるのをひらりと交わしたりしてがんばったが、残り 12 ヤードで FG どまり。10-14。
次の攻撃でもヴァイキングズはチャンスをつかむ。2nd&16 からキーナム魂のスクランブルで 15 ヤードゲインなんていう面白プレイもありつつ、敵陣4ヤード地点で 1st ダウンという絶好の逆転機を迎える。しかしここからがしょっぱい。エンドゾーン右端、空いているシーレンにどんぴしゃのパスが行ったのにまさかのドロップ。2nd ダウン、ルドルフへのパス、これは普通に失敗。3rd ダウン、右のフェードルートで走るシーレンへ、浮かせたパス。少し高すぎたがシーレンはがっちりキャッチ、そのままエンドゾーン内に倒れこむ。片足がついて、右肘がぎりぎりエンドゾーン内に落ち、タッチダウンがコールされた。しかしこれがレヴューでくつがえってしまう。結局ここも FG どまりで、13-14 で折り返した。


後半も最初にペースをつかんだのはパンサーズ。最初のドライブでニュートンがファンチェスにタッチダウンパスを通す。ディフェンスにほとんど捕まりそうになりながらしゅっと後ろに逃げて、完全な後ろ足重心で投げたパスだったがワイドオープンのファンチェスを見つけたのは見事だった。さらに FG を追加して、13-24 とリードを広げた。
ヴァイキングズは 4Q に入ってから 54 ヤードの FG を試みるも失敗。その次のドライブも 60 ヤード以上進みながら最後はインターセプト。ディッグスへのスイングパスが高すぎ、弾いたところで奪われてしまうというやや不運なインターセプトだった。しかしその次の攻撃、自陣 48 ヤード地点からキーナムが左からスラントで入ってくるシーレンにほとんど決めうちの素早いパスを通すと、ディフェンス同士がぶつかる合間を縫ってシーレンが対角線にフィールドを駆け抜ける。52 ヤードのタッチダウンレシーブとなった。ツーポイントも決まって、21-24 の三点差に追い上げる。
さらに次の攻撃で今度はニュートンインターセプトを喫する。先ほどのケイスのインターセプトと裏返しのようなプレイで、マキャフリイがパスを取れず弾いてしまったところをセンデイホがぱっと取って、34 ヤードリターンして敵陣6ヤードまで進む。絶好の逆転機だったが、ここから1ヤードも進めずに FG に終わってしまい、それでも 24-24 の同点とした。ただここでやはり逆転しておきたかった。
最後はパンサーズオフェンスが本領発揮。自陣からニュートンの 62 ヤードのランが飛び出してエンドゾーン前まで迫ると、しっかりタッチダウンを決めて突き放した。
ヴァイキングズは 10 週間ぶりに見たのだけど、いやあ、やっぱりいいチームだよねえ。特にディフェンスは出足が早くて集まりもよく、タックルもばちっと相手を止めていてよく鍛えられている感じがした。じゃあなんで 31 点も取られてんだって話だけども、ランプレイで 60 ヤード中のゲイン2回もされちゃってるのがまずかった。そこら辺は修正していただければ。オフェンスは OL にふたりけが人が出ててパスプロテクションではかなり苦戦してた。キーナムが頑張ってよくかわしてたけど、苦しそうだったしインターセプト2本もまあやむなしというところ。ベストメンバーが揃えばもう少し安定するはず。結果敗れはしたものの地区優勝はまあ時間の問題で、負け自体はさほど問題ではない。フェイスマスクやシーレンのタッチダウンなど不運な判定もあった。
パンサーズはどうにか勝ってセインツに喰らいついている。ニュートンの 13/25-137yds はほめられた数字じゃないが、ランがトータルで 200 ヤード以上出たのがこのチームの強さの基盤ではあろう。


最終スコア:MIN 24-31 CAR

New England Patriots (10-3) @ Miami Dolphins (6-7)

マンデーナイトフットボールAFC 東の同地区対決。ペイトリオッツは勝てば地区優勝が決まるが、ドルフィンズはほぼ消化試合。
しかしドルフィンズは思いがけないほどいい試合を見せる。オープニングドライブで FG を決めると、返しのペイトリオッツの攻撃ではブレイディからハワードがインターセプトを奪う。もう一本 FG を追加して、0-6 とリードを広げた。ディフェンスもペイトリオッツに 3rd ダウンコンヴァージョンを許さず、パントを続けて蹴らせる。
ペイトリオッツは 2Q に数少ないチャンスをものにする。13 ヤードのパントリターンで自陣 49 ヤードからの攻撃権を得ると、長めのパスと相手のパスインターフィアランスであっという間にエンドゾーン前へ。最後はストレイトヘッドこと RB バークヘッドが突っ込んで、タッチダウンで逆転した。
押しに押してるチームが続けての FG 止まりで、タッチダウン一本で逆転されるというシチュエイションはモメンタムチェンジの典型的なパターンだが、この日のドルフィンズは違った。カトラーがドレイクへの 47 ヤードのロングパスを含めて次々にパスを通し、最後はエースレシーバーランドリーへ5ヤードのタッチダウンパス。7-13 と再び逆転する。ペイトリオッツが残り時間で FG を返して、10-13 で折り返し。


後半最初のドライブ、ペイトリオッツはまたしてもブレイディがインターセプトを喰らう。今季試合前の時点では2インターセプトだったのが、この試合だけで倍になってしまった。とはいえまだ全然すごい数字なんだけど。返しのドライブでドルフィンズはしっかりタッチダウンを奪い、10-20 と2ポゼッション差に持ち込んだ。
さらに次のドライブでもドルフィンズタッチダウンをあげる。ここはドレイクのランがよく出て、31 ヤードのゲインもあってエンドゾーン目前に迫ると、再びランドリーへタッチダウンパスが決まった。10-27 で3ポゼッション差に広がる。
4Q に入ってペイトリオッツはようやく反撃。ここもいいフィールドポジションからの攻撃だったが、ブレイディのパス一本槍で6プレイでタッチダウンにたどり着いた。しかしドルフィンズは 3rd ダウンコンヴァージョンを依然として許さず、このあとはパントが続いた。次に得点をあげたのは終了間際で、それもエンドゾーンまであとインチというところまで迫ったが、反則などで下げられて FG に終わってしまう。最後はオンサイドキックが決まらずに終了。
ドルフィンズは素晴らしかった。ディフェンスもよく守ったし、カトラーもいいカトラーだった。これがいつもできれば……と思ってしまうができないからこの順位なわけだ。来年はタネヒルが投げられるだろうから、このディフェンスが保てるならまたプレイオフに出ることも夢ではないだろう。
ペイトリオッツはイメージに反してロードでめちゃめちゃ強く、この試合の前までで 14 連勝していたが、ここで止まった。最後にロードで負けた相手は実はドルフィンズだったりする。面白いものだ。ランがトータル 10att-25yds、3DE は最後まで 0% で実に 0/11 だったとのこと。


最終スコア:NE 20-27 MIA

Other Games

IND(3-10) 7[OT]13 BUF(7-6):なんだこれ……。カヴァレッジだけで見ると、合わせてパントが 13 本、ターンオーバーは意外にも2(いずれもビルズ)。コルツはブリセットが 11/22-69yds で、ビルズはピーターマンが 5/10-57yds、負傷で代わったジョー・ウェブが 2/6-35yds。両チームともパスが 100 ヤード行かないというのは流石に NFL だとかなり珍しいはず。コルツはヴィナティエリが FG を2本とも外していて、それも 33 ヤードと 43 ヤードだったので、あまりにもそれが痛かった。

  • (追記)これめちゃくちゃ雪降ってて、フィールドなんて真白だし、試合開始 30 分前には「東側のスタンドからは西側のスコアボードがほとんど見えないほどだった」らしい。途中は雷すら鳴ったらしいけどそれでも試合は中断しなかったとか。FG 外したのも責められませんなー。最後は地元のビルズが勝って、やけくそになったファンたちがスタンドに積もった雪を巻き上げて祝福してたけど、映像見た感じそれもさらさらで、いやあ、すごかった。NFL の本拠地って意外と北の方でも屋外球場が多いので、シーズンに一度ぐらいはこういう試合がある印象。
    • 「コルツのレシーバー、チェスター・ロバーツはジェイコビー・ブリセットからのロングパスをキャッチしたあと、止まることができずにそのままエンドゾーン内の雪だまりにはまって姿を消した。ボールは取っていたが両足が入っておらず、パスは不成立だった。」みたいなことがあったそうです。おもしろすぎる。

CHI(4-9) 33-7 CIN(5-8):ベアーズの圧勝。内容もよかったようで、来季への希望というところか。ベンガルズスティーラーズにとどめを刺されて以降元気がない。仕方ない気もするけど。
GB(7-6) 27[OT]21 CLE(0-13):これオーヴァータイムだったのか。レギュラータイムの最後、残り3分を切ってからのパッカーズのパントリターン、自陣 10 ヤードからデイヴィスが右に左に必死で走って何故か抜け出し 65 ヤードのリターンに成功。そこからタッチダウンを決めてオーヴァータイムへ、という展開だったらしい。ブラウンズにとっては悪夢だ。そしてオーヴァータイムでカイザーがインターセプトを喫するという……。パッカーズはぎりぎりのぎりプレイオフに生き残り。
SF(3-10) 26-16 HOU(4-9)フォーティナイナーズ、ガロポロが投げ始めてから二連勝。テキサンズはサヴェジがヒットを受けて少し後にフィールドから下げられたが脳震盪だったっぽい。代わって投げた T.J.イェーツ(これまた懐かしい名前だ)が2タッチダウン。もうイェーツでいいんじゃないの。
DET(7-6) 24-21 TB(4-9):ライオンズがかろうじて逃げ切り勝ち。両チーム合わせてターンオーバー8つで、微妙に締まらない試合だったっぽい。
DAL(7-6) 30-10 NYG(2-11):特にこともなく。3Q 終わるまでは 10-10 だったようだけど、4Q にカウボーイズにビッグプレイが連発してタッチダウン2本とって、最後イーライが自陣でインターセプト喰らってとどめ、みたいな感じだったっぽい。カウボーイズはかなり持ち直してきたけど、ちょっとここまで負けすぎていたか。
TEN(8-5) 7-12 ARI(6-7)タイタンズ、ここでつまづく。オフェンスで7点しか取れず、後半はほとんどなにもできないままパントを蹴り続けた。フェイクパント失敗とかインターセプトとかやってるうちに逆転されてそのまま負け。カーディナルズはゴールが遠かったが、こつこつ FG を決めて勝利を引き寄せた。
NYJ(5-8) 0-23 DEN(4-9)ブロンコスがようやく連敗を8で止める。完封勝ちのおまけつき。ジェッツはオフェンスでほとんどなにもできなかった。今季は存在感があったけど、さすがにここまで。よく頑張ったとは思う。
WAS(5-8) 16-30 LAC(7-6)チャージャーズが圧勝。0-4 スタートだったがここまで巻き返してきた。レッドスキンズはカズンズが 15/27-151yds-1TD/1INT と冴えず、これでは。
SEA(8-5) 24-30 JAX(9-4):ジャグァーズが逃げ切り勝ち。この時期にシーホークスに勝てるんだから本物だよねえ。プレイオフは行けそうで、大いに楽しみになってきた。シーホークスは少し失速してきて、さすがに故障者の影響が大きいか。
PHI(11-2) 43-35 LAR(9-4):猛烈な攻め合いはイーグルズの勝ち。これ面白い試合だっただろうな。しかしイーグルズはウェンツを負傷で失った。エンドゾーンに飛び込んだ時に左右両側からヒットを受け、右膝の靭帯を傷めてシーズンアウトとのこと。
(更新終わり)