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というわけで最終日。さすがに早く帰れるぐらいのつもりでいたのだけど、ぎりぎりになってみるとあれもやらなきゃこれもやっておこうといろいろ出てきて、結局かなり遅くなった。完璧な引き継ぎなど存在しない。完璧な人事異動が存在しないようにね。
今回の部署はまる三年いたけど、うーん、素晴らしい仕事ぶりとは言い難かったな。及第点、ぐらいには行けただろうか。いろいろ能動性が足りなかったところはあって、それが結果としても望ましくない方へ進んでしまった案件もあった。あれをよい着地点に持ってこられたかというと、たぶん無理だったかな、とも思うのだが、しかしできることはもっとあった。
最後の半年ほど年次の浅い部下をふたり持って、育てるべき立場になったのだけど、ふたりともよくできたのであまりできることがなかった。知識の伝授という点ではまあまあやれたかなと思うが、人を育てるというのはそれ以外の部分の方がずっと大きい。
もう一年居たかったというのが正直なところだが、動けと言われれば動かなければならない。そればかりは仕方ない。残る皆様に幸運がありますように。お世話になりました。