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三日坊主新馬チェック(21)

今週からクラス別に並べることにした。なんでそうじゃなかったんだろうな。あと性別とおかんの名前を入れます。今更過ぎるがやらないよりはましだろう。

オープン

京都11-07-11R(T14/filly) ファンタジーステークス(G2):ラインクラフト(牝・父エンドスウィープ/母マストビーラヴド)
ほんとは予想もしたかったぐらいだけど時間なくてねえ。勝ち馬には前回「ファンシミン系だからGIはどうか」みたいなこと書いてて、後で読み返して「なんで1勝しただけでGIの話に?」と我ながら不思議で仕方なかった。が、こうなってみると現実味を帯びて来る。今回は時計も上がりも速く、レースぶりも器用で、文句の付けようがない勝ち方。あとは阪神の坂をこなせればGIにも手が届きそうだ。
福島11-07-10R(T12) 福島2歳ステークス:ローランコングレ(牡・父エンドスウィープ/母ヴィヴァットレジーナ)
中団から外を回って楽勝。時計はまあこんなもんか。母父は Nashwan。米父×欧母でちょっと面白い。4戦2勝2着2回という成績も併せて、今後ちょっとだけ期待したい。一応カズサラインも負かしたことだし。

500万下

東京11-06-9R(T18) 百日草特別(500万下):ワールドアベニュー(牡・父 Indian Charlie/母 Miriams Jewel)
スローの単騎逃げに持ち込んで快勝。4〜6ハロン目は 13.0-13.1-13.0 と機械のように正確にゆるいラップを刻んで、完全に3ハロンの競馬に持ち込んだ。展開に恵まれ。母父は Cozzene ということで Caro の4×3になる。今のところ Cozzene の好いところが少し出ているように思うが、此処から先は苦しいか。評判のサトノケンシロウは伸びず4着。悲観することもないが楽観もできない。2着のビッグタイガーはなめられ過ぎ。500万下は1戦1勝よりキャリアのある奴を狙う方がいいと思う。
京都11-06-6R(T14) :マイネルハーティー(牡・父マイネルラヴ/母シビルスイート)
最後方を追走、四角から外をぶん回して追い上げるとそのままごぼう抜き。武兄の追い込みがずっぱまったのを久々に見たような気がする。未勝利勝ち上がりなので取り上げるのは初めて。母の父はシンボリルドルフで、母母父は Be My Guest となかなかバランスがいい。母の全兄にはシンボリフォルテがいる。1400m はぴったりっぽいけどマイルでもやれるか。オープンでは流石にきついかも知れん。余談だが、このレースには3マナ6/1トランプルことライトニングボールが出ていた。終始掛かり気味で直線伸びず7着だった。

新馬

東京11-06-4R(T16):ブライティアベスト(牝・父ラストタイクーン/母メローブライティア)
どスローの3番手から抜け出す。まあまあ楽な勝ち方だったが上がりには不満。ちょっとレベル低かったか。ただラストタイクーンは所謂よーいどんが苦手な筈なので、上積みは見込めるかも知れない。母の父は Star Kingdom 系だそうだ。流れの速いマイル/中距離戦で見てみたい。
東京11-06-5R(T14):トウショウアタック(牡・父トワイニング/母ミッドナイトオアシス)
中団の内でおっつけおっつけ。直線外に出すとよく伸びて全部差し切る。ペースが速かったわけでもないのでなかなか不思議なレースぶり。距離が足りないように見えるけど父はトワイニングだしなあ。それでも 1800m 辺りで一度見てみたい。母父も Java Gold だし、保つ素地はあるんじゃないかと。
東京11-07-5R(D14):ソフトパワー(牡・父アサティス/母トーシンチャーム)
アサティス久々ー。中団から大外をひとまくり、やたらと強い競馬だった。時計もなかなか好い。母の父はジェイドロバリーでダートの 1400m とか 1700m がよさそう。もうひとつはまず勝てるだろう。うまくすれば交流重賞級か。楽しみだ。
東京11-07-6R(T20):ナムラコウラン(牡・父マーベラスサンデー/母テンザンナイーブ)
ペリエさんがぽんと出て上手く先手を引き、ラスト3ハロンの競馬に持ち込んで完勝。そのペリエさんもほめているが、とりあえず今回恵まれたのは否めないところだ。やや懐疑的な意味合いで次を見てみたい。半兄にナムラサンクスが居るが、近親で他にめぼしい馬は居ない。母の父はスルーザドラゴンで、今回上がり34秒9でも瞬発力は信用しない方がいい。
京都11-06-5R(T16) :ミツワスカイハイ(牡・父ダンスインザダーク/母ビンゴビクトリー)
4番手の内をぴったり回り、直線外に出して抜け出す。抜けるのが早く最後詰め寄られるがなんとかしのぎ切った。とはいうものの追い込んだ2着馬チョウキセキの方が好い内容だった気がしてならぬ。時計も平凡だし、まあその程度のレース。ダンスインザダーク×アレミロードで、どっかで一発ありそうにも思うけどね。
京都11-07-4R(D12) :キャントンガール(牝・父 Storm Boot/母 On a Lark)
ダッシュよく逃げ馬にかぶせて先行、そのまま押し切る。時計も悪くない。しかし Storm Boot が Storm Cat × Mr. Prospector で自身の母父父も Deputy Minister となるとなあ。うーん。もういっこぐらいは勝てるかな?
京都11-07-5R(T12) :ムーランルージュ(牡・父クロコルージュ/母ジャビラバ)
ぽんとハナを切って、 35.1-35.2 の絶妙なラップで逃げ切る。展開と 3kg 減に助けられたか。鞍上の藤岡によると「もう少し距離が伸びても大丈夫」だそうだが、せいぜい7ハロンまでじゃないだろうか。祖母はコマーズなので、叔母叔父にゴールデンジャックスターリングローズ姉弟が居る。
京都11-07-6R(T20) :サムライハート(牡・父サンデーサイレンス/母エアグルーヴ
レットバトラーとの評判馬対決だったのだが、圧勝。折り合いよく楽に追走して直線で抜け出しただけ。役者が違う。エアグルーヴはほんとにすごいですな。ところでなんでサムライかねえ。
福島11-06-2R(T12):ストーミングパワー(牡・父 Stormin Fever/母 Pentium Power)
中団から、追いまくって追い上げると馬群を割って差し切る。内容は好かった。馬場が悪いので時計はこんなものか。父は Storm Cat × Seattle Slew、母の父は Fappiano の直仔。平坦の 1800m ぐらいまでか? 近親に Cherokee Run が居るらしいけど、正直そう言われてもってとこです。