黄昏通信社跡地処分推進室

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くそ寒くて目覚める。地味な朝食を喰ってから荷造り、着替え、ゲレンデへ。この日は朝から雲量5ぐらいの晴れ、時間が経つにつれてどんどん雲が晴れていって、昨日の積雪もあって最高のコンディションだった。これがあるから冬のスキーはたまらない。
昼前に一旦各人ばらばらに滑ることになって、その時に滑った西側上部の斜面は雪も好く人も少なく、勾配がちょうどよくて最高においしい斜面だった。のだが、2本滑った後リフトに乗っていたら、朝は動いていなかった最上部の最難関コースに向かうリフトが動いているのに気付いてしまう。
あーあ、気付いちゃったよ。
となれば行かないわけにも行かず、「ご自分の滑降技術を考慮のうえ、ご自分の責任の下にお乗りください」とかいう脅し文句もスルーしてリフトに乗り込む。長い長いリフトで、振り返ってみると眼下には絶景が広がっていた。おおおお。稜線の手前では、昨日まる一日の降雪で細い枝まで真白に彩られた木々が、青い青い空を背景に正面からの陽光に輝いていて、それは美しい光景だった。リフトで通過するわずかな間しか見られなかったのは残念。だからこそ印象に残ったのかも知れないけど。
まあこれが見られただけでも乗ってよかった、と思ったのだが、斜面の最上部に立って大後悔。ただでさえ逆落としみたいな斜面なのに、草やら岩やらが見え隠れしている罠だらけ。いくらレンタルのスキーでもこれは行けないって。というわけで、はじっこの方を階段下降する。今後このコースを攻める人は、リフトを降りてからトラバースして斜面最上部に出るのではなく、向かって右手のロープ伝いに最初の斜面の半ば辺りまで下りてしまうのが吉。です。
雪のあるとこに着いてからは、積もった新雪を頼りに無理矢理ばふんばふんとターンしながら下りる。これ積雪なかったらしんど過ぎたな。お世辞にもちゃんと滑れてるとは言えない格好ながら、なんとか転倒せずに最下部まで辿り着いた。新雪が重かったこともあって最後の方は腿がぷるぷるした。
そんなこんなでこの日も14時半頃まで気合入れて滑る。人にぶつかっちゃった(しかも身内)のが大反省だったけど、とにかくコンディションは最高で、もっと滑っていたかったぐらい。
宿に戻って、着替えて荷造りをすませてからIくんと『スーパービシバシチャンプ』で対決。ここら辺のインドア派っぽい動きも欠かしませんよおれは。Iくんのだるま落としとハンバーガーの反応の好さは異常の一言で、結果的に負けたけど白熱した試合になって個人的には満足。あとガンバレットをひとりで1回、Tさんと1回やったが、ひとりの方はクリアしてふたりの方は駄目だった。まああんな照準にしては健闘した方か。
帰りのバスは渋滞に微妙にはまったり川越で一旦下りたりでやや遅れ気味の進行。道中で桜寿司(馬肉の握り寿司)とかおやきとか喰ってたら結構腹一杯になってしまい、遅かったこともあって新宿に着いたらそのまま解散となった。
今年も楽しうございました。宿はちょっとしょっぱかったけど、まあスキーがメインなんだし問題ないっちゃ問題ない。Iさんどうもありがとう&来年もよろしく。