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外国馬が健闘:ペガサスジャンプステークス

勝ったバローネフォンテンはまだ障害4戦目。今回前哨戦とは言え決して弱いメンバーでも楽なコースでもなく、かなりの好内容だったと言えよう。前に馬を置く競馬が初めてだったので飛越がいくつか不安定だったとのこと、確かにそのためか仕掛けが遅かったが、それでも差し切るのだから大したもの。急速に力を付けている過程にあるのだろう。
フォンテラは前につけて安定した渋太いレース。最後は伸びずばてずという感じだったがペースも遅かったし斤量も背負ってたので責められまい。ンーントソは前哨戦にもかかわらず「できもよかったし勝ちたかった」と本音コメント。確かに賞金高いもんねえ、ってこっち勝ちに来たのか? そんなことないよなあ。
カラジは一番最後に脚を伸ばしてくる。そこそこ前にはつけられていたし、鞍上のスコットは「もう少し長い距離の方が好い馬だから」と不気味なコメント。確かに距離が伸びた方がいいのかも、というレースで、本番でも面白そうだ。
ロードプリヴェイルは中団から進んだが、四角までには絶対先頭を射程圏に入れるぞ、という積極的な意図の感じられるレースで、結果止まったとはいえ評価したい。関西の重賞を選んで使っていくだけでも相当稼げるだろうに、暮れにはねかえされた中山の壁に再び挑んでくる姿勢もよし。
メルシータカオーは二番手につけて、フサイチジハードが早々とレースを止めてしまったところから先頭へ。最後は止まったが、休み明けはさっぱりな質だし今回は充分な内容だろう。出津は今年はもう勝っているってのが不安材料か(うそ)。
ギルデッドエージは中団から、白浜によると「止めてしまい」9着。これも叩いての変わり身はあるだろうが、ちと負け過ぎかなあという印象もあり。
ということでめぼしい前哨戦は全て終了、あとは中山グランドジャンプを待つばかり。ビッグテーストの引退など、残念なニュースもあったけど、今年は中々駒が揃いそうで楽しみだ。これまた余裕があったらきちんと展望を書いてみたい。