黄昏通信社跡地処分推進室

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スノーボードハーフパイプ、なんとなく採点基準にもやもやしながらもずっと観ていたら、女子の決勝を観終わる頃にはようやく価値観が掴めた。スピードとそれによってもたらされる高いジャンプが最も重要視されるようだ。そのためには、トリックのランディング時にスピードを殺してはならず、つまり正確にトリックを決めて着地の瞬間にはボードが進行方向を向いている必要がある。だから必然的に技の正確さも要求されることになる。それがわかると釈然としなかった採点も大体(おれの中では)説明がついてすっきり。
ただ解説者もなんかもやもやしてたっぽいんだよな。すっきりさせてくれるのが解説者の仕事じゃねーのかと。まあワールドカップと採点基準がちょっと違うとかあったのかも知れんが。いずれにしても、アメリカ合州国勢の力が抜けていたことに疑いの余地はなく、どんな採点基準だろうとメダルの行方は変わらなかっただろう。
それにしてもハーフパイプジャーゴンって面白い。「インディ」とか「メソッド」とか「メランコリー」とか技の名前とは思えん。うまく分析すれば「スキージャンプペア」みたいなのができそう。あれは映像もさることながら、実況が凄く研究されてることが面白さにつながってると思うので。