黄昏通信社跡地処分推進室

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ホテル

宿は最初にも書いたが金沢白鳥路ホテル。普通のホテルだがアメニティはしっかりしている。ただしドライヤが俗に言う「天使のため息」*1なので気にする人は持参することを強く推奨したい。800m 以上掘って根性で掘り当てた温泉があるため、風呂でゆっくりくつろげるのもよい。全部外食だったので食事については不明。

金沢城公園

ちょっと早起きして公園へ。ちなみにすぐ隣りに大手門がある。朝7時から門は開いてるのだが8時過ぎでも流石にまだがらがらだった。二の丸広場(だったと思う)まで歩いて行って昨日買ったパンを食べる。広くて開放感があって、なにより人が居なくて素晴らしい。うろうろしていたらちょうど菱櫓と五十間長屋の開く時間になったので入ってみる。つい最近復元したらしいのだが、新しい木造の建物特有の清涼感に満ち溢れていた。もちろん人も居なかった。中で流れてる CG がやたら力入ってて楽しい。

兼六園

んでそのまま石川門から出て橋を渡ってこちらへ。ここは比較的小さい……と言っても比較対象が隣の公園と水戸の偕楽園だから、もちろん広いんだけど、でもそこまでではない。みどころは色々あって、その気になれば隅々まで見て楽しめるだろうし、面積自体は小さいからさっと回ってもそれなりに満足できる感じ。特に立っている建物がどれも素敵で、もっと時間があればもう少しゆっくりしたかった。

白鳥路

毛虫多過ぎ。徳田秋声(の銅像)にたかりすぎ。

金沢21世紀美術館

一旦宿に戻って、チェックアウトしてここへ。駐車場からだったので入ったところが地下一階だったのだけど、そこから地上に上がるところまでで既にわくわく。一旦外に出て芝生の広場を一周する。地面からにょきにょき生えてるラッパみたいなのは………になってるよ。現在建物がぐるりと大量の朝顔に覆われているのだけど、日比野克彦の《明後日朝顔プロジェクト》によるものとのこと。これは悔しいけどとてもよかった。建物の形状(丸いのがいい)と周りの雰囲気に合っているのだと思う。悔しいのは日比野克彦にプラスの印象これまで持ったことなかったから。微妙に理由になってないけど。建物の中に入り、《ブルー・プラネット・スカイ》(タレルの部屋)へ。しかしここは微妙だった。曇り空があまり合ってないのかも知れない。夕暮れが一番いいとのこと。図書館はキリが無さそうなので泣く泣くスルーして、いざ《スイミング・プール》へ……と思ったのだけど、なんと展示替え中で地下部分に入れない! 上から見るだけになってしまった。まあまた来る日のためにとっておくことにしよう。ミュージアムショップを冷やかしてから、レストランでお昼にする。ビュッフェ形式のプレートランチなんだけど、結構取れる料理がどれもしっかりしてて旨かった。1890 円だが充分それ以上の価値はあると思う。ほんとうに素晴らしい施設だった。またいつか来たい。

犀川

最後にちょっとだけ犀川のほとりを歩いてみる。あまり水が綺麗じゃなくて鴨川みたいには行かないが、それでも広くて風が通って気持ちいい。

空港へ

最後のドライヴ。まあ一本道なのでそれほど問題もなく。空港でも充分時間があった。帰ってご飯を作ることはあり得なかったので、最後の贅沢とのどぐろの棒寿司を買う。

羽田へ、そして家へ

飛行機は若干遅れたが問題なく到着。帰りもモノレール→大江戸線を使う。ずっと座って帰れたので助かった。以前京急使った時は電車が相当辛かったので、それに比べると天国。

*1:天使のため息:妻によると、天使のため息のように弱い風しか出ない、というのと、天使のごとき心の持ち主でもこのドライヤの前では思わずため息が出てしまう、というのとダブルミーニングらしい。