黄昏通信社跡地処分推進室

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もう 10 日ぐらい前なのだけど、カルガモの最後の一羽は無事に巣立っていった。親一羽子一羽になってしまったが、そこからはすくすくと育ち、おおそろそろ親と殆ど大きさが同じになったなあ、と思っていたらある日子だけで泳いでいて、次の日には居なくなっていた。ひと月以上見ていても最後はあっけないものだ。ともあれよくここまで育てたものと思う。カルガモが巣立つと用水路には草刈りが入り(カルガモが身を隠せるように夏場は敢えて全部は刈らない)、水面も土手もがらんとしてしまった。蝉の声も大人しくなりアオマツムシの声が響き始めている。かすかに波を立ててゆっくりと鯉が泳いでいる。