藤田に戦力外通告、薮田と小林雅が相次いでフリーエージェント宣言、ということで中々動きの大きいオフとなっている。ここ数年のマリーンズの勝ちパターンそのものであった投手たちが全員出て行くかも知れない、というのは恐ろしいことだが、早晩世代交代はなされなければならない。球団としてはある程度織り込み済みだろう。３人とも同じ年になってしまったのは誤算だったろうが。
そして、たとえ織り込み済みであろうとも、３人それぞれに衰えが見え隠れしていたとしても、この戦力減はすぐに埋められるようなレベルのものではない。荻野・川崎や新外国人？辺りが後任に就くのだろうが、少なくとも来年は相当苦しい試合が増えそうに思う。
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藤田について。
長年マリーンズの左の中継ぎとして数字*1以上の活躍をしてくれた、素晴らしい投手だった。故障も殆どなく、むらが少なく、ピンチに出て来てもなんとかしてくれると思えたし、打たれても藤田で打たれたなら仕方ないと思えた（少なくとも、去年までは）。できればマリーンズで現役を終えて欲しかったが、年俸とのバランスもあってこうなってしまった。年俸は実績に対してある程度妥当なものであったが、しかし今年の働きではこの水準で払い続けることはやはりちょっとマリーンズには難しい。だからっていきなりコーチ打診はちっとどうかとも思うんだけど（年俸ダウンを提示すべきだった）。ともあれ、獲得に名乗りをあげる球団が複数あったことは単純にファンとして喜ばしい。マリンスタジアムで「We Will Rock You」が聞けなくなるのは寂しいけど、新天地でも活躍して欲しい。長い間お疲れさまでした。
薮田と小林雅については行き先決まったら書きます（まあ理論上は残るかも知れんわけだし）。
