黄昏通信社跡地処分推進室

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ペギー(←葉山と言いたいらしい)

日曜日の代休。
鎌倉と葉山を攻める。あいにくの雲行きで天気が心配されたが、結論から言うとぎりぎり雨は降らずに済んだ。

  • ロミユニへ。今回は瓶を持っていった。量り売りはお得感ありますなあ。カウンターにいらしたのがいがらしろみさんだったらしく、妻が声をかけてちょっとしたお願い事を聞いてもらったりしていた。これはよかった。
    • ところでお店に入る直前「今日はろみ氏ご本人がいらしたりするのではないだろうか」という埒もない考えが頭に浮かんだ。入ってみたらほんとに居たので驚いた。おれは普段この手の予感みたいなことは当たっても外れても全然気にしないのだが、このところは少し気にかかっている。詳細は省く。いずれにしても自分以外の人間には全く意味がないことではある。
      • いや全くではないのか。このとき店を出たあとおれはこれを口に出したのだから。そしてそれを聞いた妻は嬉しがり面白がっていたのだから。逆に言うとおれにとっての意味はそれだけなのかも知れない。わからぬ。
  • OXYMORON で昼食。カレー。妻が食べていたそぼろカレーが衝撃的なおいしさだった。次行ったら絶対あれを食べるのだ。おれのチキンカレーもおいしかったが、そぼろカレーと比べると平凡にすら思えた。
  • 鎌倉宮まで歩いて Atelier Kika へ。うらいまゆみさんという兵庫(塩屋)の針金作家の個展が開催されていた。これはとてもよかった。ものによっては手の届く価格だったので手の届くものをひとつ買った。平面で正方形の格子(グリッド)状になっている奴。持って帰ったところでどこに飾ったものやら、ではあるのだが、それでもいいと思った。
    • 針金の線がフリーハンドのボールペンの線のような味を出している。おれは精度の高いフリーハンドの直線に弱い。例えば定規で鉛筆の線を引いておいてその上をフリーハンドでなぞったような精度の線が好きだ。この人の針金作品の直線はまさにそのぐらいの精度が出ている。そこがいい。
  • ツバメを何羽か見た。今年初めてだ。この辺りの方が早いのだろうか。電線に止まってさえずっていた。ツバメのさえずりはあの「ぐぃぃぃ」となるところが可愛い。聞きなし的には「渋いー」のところ。
  • 少し早目に切り上げて葉山へ。逗子までひと駅、そこからバス。バスは本数が多く、一本パスして次ので座っていく。が、この辺りから寒くて少ししんどかった。バスを降りてからは狭い歩道を少し歩いてえっちらおっちら坂を登った。えっちらおっちら登っていたら、ホテルの人が見つけて迎えに来てくれた。大したことではないのだが嬉しかった。
  • 夜はフレンチのフルコース。フルコースって前菜辺りが結構幸せよな。まあ全部旨いんだけど、魚ぐらいまで来ると「ああもう魚とか喰ってるよ」みたいな感じがなくもない。でもおいしかったよ。
  • 部屋でケーブルテレビが入ったのでマリーンズ戦見た。いやーいいな自宅観戦。妻が「こんなものが家にあったら試合が終わるまで何もできなくなってしまう」とか言ってて確かにそうかも知れないと思った。でも、毎日観られたら多分そんなことなくなるんじゃないかな。
    • 試合は勝った。10回裏二死走者無しから福浦左前安打→里崎四球→井口四球→サブロー死球、という凄い勝ち方だった。井口の4球目辺りなどストライクでもおかしくなく(実際井口もバッターボックスを出かけていた)、そうなっていれば三振で次の回に進んでいたところで全く何がどう転ぶかわからないものだ。
    • 相手の負け投手が攝津という苗字でちょっと驚いた。おれの中で摂津(字は違う)といえば『反町くんには彼女がいない』である。まああんまちゃんと読んだことないんだけど。作者の有川祐は非常にエフェクト向きの難読名なのでずっと出ないかなーと思ってるのだがいかに QMA といえども流石にマイナー過ぎるか。
  • 箇条書きは文の接続を考えなくていいから楽で、多分こういう旅行の記録には最適。というか旅行の記録を普通に文章にしようとすると接続で躓く。多分Mの云う「紀行文は面白くない」というのと何か関係がある。と思うが不明。一応引っかけておこう。
    • 箇条書きにおいてこのはてな記法:リストは最強。ちょうべんり。