黄昏通信社跡地処分推進室

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病気前後のメモ

  • 拒絶でも「断る」でも「望まない」でもとにかく否定はすべて「いらない」の一語で通してきた息子がついに「やだ」を習得した。のだが、どこで憶えたのか解らないが妙な節をつけてちょっと楽しそうに「♪やーだよー」という。これ以上ないほど腹立たしい、筈なのだが、か、かわいい……。
  • 金曜日、おれが寝込んでいたところから起き出して母のおにぎりを喰っていたら、テーブルに上がってきておれが食べている間じゅう執拗につけあわせを食べさせようとしてきた。卵焼きと胡瓜とソーセージだったのだが、「これどーぞ」「たがもどーぞ」「そーそーじどーぞ」という具合にほんとに一瞬たりとも止めようとしなかった。心配とか気遣いとかではなく単に奨めるのが面白いみたいだった。可愛かったけどちょっとめんどくさかった。
  • 「たまご」と言うのは苦手らしい。よく「たがも」になっている。これに限らず子音の入れ替わりは実にしばしば起こすエラーで、こういう風に綺麗に逆になるよりは違う子音に変わる方が体感的には多い。
  • 白いごはんが好き過ぎて「おこめごはん」という言葉を発明した。多分朝ごはん昼ごはんとか言う時のごはんと炊いた飯を意味するごはんが同じ言葉であるのが微妙にややこしいと思っているのではないかと思う。でも炊いてない米も「おこめごはん」と呼んでいる。先日妻の田舎から米が届いたら袋を見ておこめごはん、おこめごはん、と大喜びしていた。なんでこんなに好きなんだろうな。