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九州産馬限定競走について・つづき

思いがけない方からコメントを頂きました。こういうのは率直に嬉しいです。


九州産馬限定競走は、一応「九州の馬文化を絶やさない」という意味づけがあると思うんですよ。仮に血統的に北海道とイーブンでも、それを大きくビハインドにしてしまうレベルの差(技術・施設・土地)が確実に存在してしまうので。ただ、本来は「良質馬を安く提供する」はずのJBBA種牡馬事業が相対的に割高感になって人気を落とすなど、ちょっと見解が時代とずれてきてるのかなという気はします。
個人的には福島や新潟で「東北産馬限定競走」があってもいいと思うんですけどね。
おれは気候に関してしか考慮しませんでしたが、その他もろもろ勘案するとむしろマイナスになるだろうというご指摘で、おっしゃる通りであろうと思います。問題は、何故九州の馬文化「だけ」が絶やされないようにされているのか、というところにあります。このコメントの最後の行にあるように東北地方でも馬産は行われていますし、千葉は伝統のある馬産地ですし、他にも多くの場所で競走馬生産は行われています。その中でどうして九州だけなのか、というところがどうも解せません。
それと、馬産振興のための策としては限定戦というのはかなり効率の悪いお金の使い方じゃないかなあと思います。それで九州産馬がスポイルされる、とまでは行きませんが、もう少し根本的な方にお金をかける方がいいようにも感じます。まあご当地レースとしてお祭り的な楽しさがあるのは事実ですし、これも止めろということではないのですけど。