黄昏通信社跡地処分推進室

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最近近所の話を書いてなかったが、順調に春が訪れて、さまざまな花が咲き散っていった。もちろんまだ咲いている花もある。昨年から気になっていた鐘のような形の小さな白い花は鈴蘭水仙だとわかった。これはまとまってどっちゃり生えていて、今にもりんりんと鳴り出しそうなほどたくさん咲いている。鐘のふちにぽつんぽつんと緑色の点があるのが可愛らしい。それと、今年もシロバナタンポポはがんがん咲いていた。ものによってずいぶん黄色いのがあるのは気にかかる。交雑しているのだろうか。
鳥の方も相変わらずたくさんいる。よく見るのはスズメ、ムクドリヒヨドリ、ドバト、ハシブトガラスメジロシジュウカラも時々見かける。水辺には時々どこからかコサギが来る。じっと流れの中やその脇に立ってなにかを狙っている……ようなのだが、獲物を獲っているのを見たことがない。今年初めて見たのはゴイサギで、先日一度書いたがその後もう一回だけ見た時には漫画に出てくるような忍び足で「そろーりそろーり」となにかを狙っていた。サギの仲間なのに首が短く、背中を丸めた姿は大変ユーモラスだ。すぐに妻とおれとの間ではだめキャラという設定が定着した。雨が降ったりとか寒かったりとか、なにかと理由をつけて狩りをサボる。だから滅多に見かけないってわけ。
カルガモは冬場にたくさん見たが、どうもひとつがいだけ定着したように見える。もっとも、個体の区別ができないので違うつがいが入れ替わり立ち代わり来ている可能性もある。去年は二組子育てしていたが、今年はどうなるだろう。