時々自動、日本では２年ぶりの公演。シアターイワトの企画「ウタノイワト」の初日ということで、今回は演奏会に近い構成だった。もっとも３部構成のうち第２部は今井次郎が不思議な小ねたを 16 連発するという内容になっていて、そこは演奏会とは言い難かったが。第２部は第２部でかなり面白かった。あとで主宰の朝比奈尚行が「今井さんはねえ、実は天才なんですよ」とぼそっと言っていたのだが、多分その通りなのだと思う。
第１部と第３部は音楽で、ゲストが多数入っていてリズム隊が両方ゲストだったりしてたのだけど、ちゃんとまとまっていたと思う。管楽器の多い編成で華やかだった。わりと前の方の席だったので、ウッドベースの音を身体で感じることができて中々に幸せだった。
我らがマキマキは今回は正メンバーとして参加。ヴォーカルとアコーディオン、あとパーカッションを少々。相変わらず不思議な声で、歌う時にもその不思議さが変わらないのが面白い。歌自体も中々達者であったと思う。アコーディオンは編成的に埋没しがちであんまり聞こえなかったのが残念。
次回は秋辺りに新作をやる予定、ということなので、また楽しみにしておきたい。
