黄昏通信社跡地処分推進室

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山行記録 2008:木曾駒ヶ岳(その3)

7:00    テント場発
7:15    中岳山頂
7:30-7:35 宝剣山荘(荷物を置かせてもらう)
7:50-8:05 宝剣岳
8:15-8:25 宝剣山荘(荷物を回収)
9:40    ロープウェイ千畳敷

風雨は夜通し続いて、なかなかよく眠れなかった。短い眠りと目覚めを繰り返しながら、一旦3時頃時刻を確認したものの、結局5時過ぎまで寝ていた。その辺りで少し雨が弱まったようなので、とにかく朝飯だけでも喰うかと起き出してみる。当初の予定では雑煮だったが、めんどくさいのとロープウェイ下山に決めたことから昼飯用のロールパンをここで喰うことにする。
6時半過ぎにはおよそ雨が止み、どうにか出かけられそうな雰囲気になる。頑張って外に出て、天幕撤収。風が冷たく、手が冷える。
7時ちょうど頃出発。上だけ雨具を着て歩き出す。中岳は巻くこともできるのだが頂上へ。雨は止んだとはいえ視界は最悪で、頂上もスルー。ほどなく宝剣山荘に着き、小屋の前にザックを転がしてサブザックに水だけ詰めて宝剣岳へ。
剣岳までの登りはなかなか険しく、山頂近くは鎖場になっていた。頂上直下に一箇所落ちると死ねそうなトラバースがあるが、それさえしのげばもうゴールで、山荘からの距離自体は大したことない。やや怖くはあるものの、この登りは(空荷ということもあって)中々楽しかった。天気はまったくよくならず、眺めはほぼゼロ。
ちょっと長めに休んでから、来た道を戻って宝剣山荘へ。置いておいた荷物を背負い直し、一路下山路へ。この辺りから登山客がどんどん登ってくるようになる。
最初は少し急な下りだったが、ほどなくカールの下部に出て傾斜が緩やかになり、あとはお花畑をゆっくり下る。千畳敷ホテルに直接向かう道もあったのだけど、まあそこまで急ぐこともないしと東側の散策路を歩いてみた。様々な花が咲いていて目を楽しませてくれる。
9時 40 分に、千畳敷駅に到着した。
あとはロープウェイで下山して、バスでバスセンターまで行き、「こまくさの湯」という温泉施設でひと風呂浴びた。いやーこういう時の風呂はいいね。んでバスの時間を睨みつつ超速攻で昼飯喰ったり。下界で食べる飯は旨いぜ! でまた先ほど乗って来たのと同じ路線のバスに乗って高速バスの駒ヶ根市バス停へ。予約しておいた 13:00 発のバスに乗り、一路新宿へ向かうのでした。

反省など

  • 日程・コース共に余裕があったのはよかった。やはりこれぐらいがちょうどいいのかな。もう少しトレーニングすればあるいはもう少しやれるのかも知れないが、どうだろうか。
  • 筋トレやってたこと自体は多分よかったんだと思う。コースが楽だったのか体力がついてたのか判然としなくはあるのだが。
  • もう少し早い時期の方が天候は安定しやすいかも。でも毎年遅くなっちゃうんだよねー。
  • 時計を忘れた。しかもふたりとも。これは本当によくなかった。携帯電話を使っていたのだけど、圏外続きで2日目には電池が切れちゃうし。兄の電話が iPhone だったために「機内モード」で電池を保たせることができて、おかげで助かった。
  • 熊対策を全く怠っていた。ホイッスルぐらい持って行くべきだった。
  • 米を炊くのが上手く行かない。どうにかならないだろうか。
  • 豚肉は茹でてから味噌に漬けて持って行ったのだけど、これで2日は軽く保った。汁物に使う時はこれでいいんじゃないかと思う。
  • 軍手を早々と濡らしてしまい後悔した。天幕の撤収時用に雑巾的なタオルがあるといいかも。
  • また行きましょう。