黄昏通信社跡地処分推進室

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大山詣で(第二回;2016-05-23 記)

というわけで、久しぶりに山に登ってきた。今回は兄夫婦、父、妻と息子、おれの6人パーティ。娘はもはや背負子に乗れないが今回のコースを歩き通せるとも思われず、あえなく義実家に預けられることになった。

0900 ヤビツ峠出発
0940-0950 2番で休み
1055-1140 大山山頂
1223-1230 十九丁目
1249-1259 小休止
1350? 阿夫利神社下社



今回はヤビツ峠から入ることにした。秦野駅からバスで 50 分ぐらいなのだがなにしろこの季節にこの天気だったのでバスは長蛇の列で、三台目にやっと乗り込めた。おそらく 45 分ほどの待ち。ヤビツ峠に着くとさすがに多くの人は表尾根を登りはじめ、大山へ向かうイタツミ尾根を上る人は少なかった。
息子の体力を心配していたが、考えてみると最後に山に登ってから一年半ぐらい経っていた。普通にかなり体力がついていて、トップを行く兄の直後をぴょこぴょこと軽々ついていっていた。ほとんど眩しいような成長ぶりだった。おれは病み上がりもあって遅れずに行くのが精一杯というところ。
とはいえイタツミ尾根は勾配もそこそこで木陰もあり、時々見晴らしのいいところもあり、両側にはいろいろな花が咲いているし、実にいい道だった。40 分歩いて1回休憩した後は、50 分強で一気に頂上まで上がった。山頂はさすがに人が多かったがとても広く、適当な台に陣取ってお湯を沸かす。カップラーメンをいただくのだ。これが山で食べるとおいしいんだよねー。さらにおにぎりもいただいたりしつつ、50 分ほどの大休止。


問題は下りである。筋力の衰えは下りでこそ如実に現れると言える。なんのかんの二十年以上も山登ってると曲がりなりにも歩き方はそれなりに身につくものだがそれも筋力が伴えばこそ、わかっちゃいるけど身体がその通りに動いてくれなかったり、しっかり体重を支えられずに地面に着いている脚の関節があっという間に音を上げ始めたり悲惨なものだ。山頂から阿夫利神社下社までコースタイムでは1時間 15 分ぐらいだったはずだが、1時間 40 分ぐらいかかってしまった。その日の残り左膝の外側の方が段差を下りると声が止まるぐらい痛かった。


ケーブルカーで下山し、バスで伊勢原駅へ出た後はお楽しみの温泉へ。ひと駅下って鶴巻温泉駅に行き、徒歩3分の温泉へ。さすがにやたら混んでいたが汗を流してさっぱりして、ちょっとだけ休憩所でくつろいだ。
そしてロマンスカーで帰路につく。ちょっとした贅沢だけど快適さを考えるとこれはありかも……。という感じで、日が暮れる少し前に地元に戻ってまいりました。
同行した皆様、特に兄夫婦におかれましてはありがとうございました。またよろしくお願いします。


やっぱり山はいいなあ。つぎはどこの山に行こうか。





メモ。(2016-05-24 修正/追記)

  • 靴が死んだ。靴底がべろっと剥がれてしまった。これ今日日の山靴はだいたいなるらしく、まあしょうがないか。買ってからまだそんなに経っていないと思っていたのだが、調べてみたら 2006 年の木曾駒ヶ岳赤岳の時に初陣と書いているのでほぼ 10 年履いていた計算になる。
  • 下りの下社までの道そこそこきつくて、スニーカーだと大変そうだった。高尾山の次に来てひどい目に遭ってる人とか結構居そう。知らんけど。