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山行記録:棒ノ折

初めて妻と山行へ。本来は 09-20 に予定していたものが台風で順延となっていた。
0734 のホリデー快速おくたま御嶽駅まで行き、そこで各駅停車に乗り換えて川井駅で下車(0922)、でバスに乗り換えて終点の清東橋まで。ちなみにこのバスが午前中は1本しかない。乗客はおおむね登山客で、12,3 人は居ただろうか。

09:50    清東橋出発
10:30-10:40 休み
11:30-12:15 棒ノ折山頂
13:10-13:20 休み
14:08-14:19 有間ダム登山口
14:40    さわらびの湯

清東橋からは少しの間車道を歩く。右側にはずっと大丹波川が流れていて、車道と言っても気持ちのいいところ。途中で自転車とすれ違ったのだが後部荷台に 70cm ぐらいに切った丸太(といってもそんなに太くはなかったけど)を2本積んでいて驚いた。何故丸太を自転車で運んでいるのか?
少し進むと右手に登山口が見えてくる。橋を渡っていよいよ山道へ。ずっと沢沿いで、山葵田が続く。かなり道が細いのには参った。気がつくとおれらを先頭に渋滞ができてしまっていて、なんとか広いところを見つけて先を譲る。
やがて山葵田が終わると、道は左手に折れて沢から離れる。ここを少し上がったところで休憩にした。杉林の中で見晴らしはよくないが、よく手入れされていて結構明るかった。
休憩後少し登ると階段で尾根筋まで延々と直登。ここはそこそこにきつい登りだった。尾根に出てからはゆるくなるのだけど、しばらく進むとまたきつい勾配になっていて、そこをえいやと登りきるともう山頂だった。歩行時間は 90 分。時間的には高尾山と大差なかったか。
広い山頂でゆっくり休憩。お昼はコンビニで買ってきたパンとかだったけどそれでもおいしかったので、次はおにぎりを作ろうねと。北から東にかけてはとても展望がよかった。残念ながらシーイングが妙に悪くて東京方面は全然見えなかったんだけど、それはそれでいい眺めだった。
そして北東側へ下山。山頂から下るだらだらとした階段を下りきるとゴンジリ峠で、そこからさらにそこそこ急な下りを辿ると岩茸石に出る。なんかそれらしいでかい石はあったけどほんとにそれが岩茸石かはわからずじまい。
岩茸石からは川又方面へ尾根伝いに下る道と白谷沢という沢伝いに下る道がある。いずれも似たようなところへ着くのだけど、ここで白谷沢への道を選んでしまった。これは想像していたよりハードな道だった。最初はほぼ平坦なトラバースでどうってことないのだが、林道を越えてからは沢に入る。左岸へ右岸へ5〜6回も渡る小道で、冬場は凍結するため通れないという。山らしくて楽しい道だったが、ちょっと初めての人には厳しかったかも知れない。
道が沢から離れると、まもなく有間ダムの登山口に着いた。目の前にどーんと名栗湖が。あとはダムを越えて右に曲がり、坂を下っていくとほどなくさわらびの湯に到着した。なんとか無事に到着できてほっとした。
あとは温泉に浸かって体力回復。思っていたよりはずっと空いていて有難かった。大学生ぐらいまでは山下りても家帰るまでは絶対風呂入らなかったけど(しかもそれでゲーセンとか寄ってた)、今は下山してから風呂ってのが気持ちいい。年取ったな。
帰りはさわらびの湯バス停から 1602 のバスで飯能駅へ。飯能からちょうど 1653 に快速急行の池袋行きが出ていてそれにぴったり乗れたので、1738 ぐらいに池袋に着いた。
棒ノ折は 18 年ぶり、だったのかな。流石に全然憶えてなかった。多分通った道も違うし。ともあれ楽しかったし、妻も楽しかったとのことで、それはよかった。また近いうちに山には登ろうと思ってます。今度は小田急線方面か。