黄昏通信社跡地処分推進室

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リバーズ・エッジ

今週も天気がいいので出かけることにする。近場でということで、なんとなく川に行くことにした。多摩川
和泉多摩川で降りて、川辺に出てから下流に向かって歩いていく。多摩川の河川敷なんてほとんど整備されててグランドとか公園とかになってるのかと思ってて、たしかに最初はそうだったんだけどいなたい教習所を過ぎたあたりから怪しくなってきて、狛江市の「水辺の楽校」とかいうことになってる施設あたりでは草丈がゆうに大人の背丈を超えているし地図には園路っぽく描かれている道もよく言って獣道みたいな感じでかなりやばい。そこから先も少し開けたところはありながらもずっと草丈がすごく高くてあまり視線も通らず、なんかもう死体隠せるじゃんという雰囲気だった。とげの鋭い実をつける植物がいっぱい生えていて、気がつくと服やズボンがその実だらけになった。水のすぐそばまで下りられるところを探して、みんなで平たい石を探して水切りをした。思ったより跳ねない。
家に戻っていなければならない時間が決まっていたので宇奈根の大きな橋(近づいてみたら東名高速だった)のところまで行って休憩しておやつを食べて、そこから曲がって喜多見駅に出て帰った。川、思っていたよりずっと野趣あふれていて面白かった。あれほど野放しの(とはいえそれなりに手が入っているはず、そうでなければ歩くこともできないはずだ)自然が広範囲に残っているところは都市にはない。その雰囲気が新鮮だったようで、子供たちも喜んでいた。