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NHK のサンデースポーツで与田剛が小宮山悟にインタビューしてた。その中で面白かったのが、与田が小宮山に「故障しなかったよね」というようなことを訊いて、それに対する小宮山の回答。録画とかしてないのでうろ覚えだけど、

確かに自分は故障しなかった。これ以上投げたら壊れる、という身体のサインを受け取る能力に長けていたと思う。実際に何度もそういうサインを受けて、そうなったとき壊れないように投げる方法っていうのも自分でわかった。監督に「大丈夫か」なんて訊かれたりするんだけど、おれたちの若い頃は大丈夫かってのは「投げろ」って意味だったから、どんな状態でも「大丈夫か」って訊かれたら絶対に大丈夫ですって答える。それで、まあ手を抜くわけじゃないけど、壊れないように投げる。

というようなことを言っていた（あくまで大意）。プロスポーツ選手として長く活躍するためには、たぶんこういう能力がある程度以上必要なんだろうな。訊いているのが与田、というところも含めて、味わい深いインタビューであった。