黄昏通信社跡地処分推進室

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M11 身内シールド

ということで発売記念的にシールド戦。1ボックスのブースターをよくシャッフルし、各自6パックずつ取って構築。残り 12 パックのうち6パックは各マッチの勝者に1パックずつ与えられる。
パックを剥いている時にI兄から「あ、《獣相のシャーマン》引いた」という申告が。これは悪斬様降臨か?! と俄然盛り上がる。
おれの剥いたパックは赤も黒も除去が殆どないどうしていいかわからないパックで、その代わり緑のデカブツが妙に充実している。マナ加速も適度にあるので緑は確定、もう一色はまあ枚数的に青で。《囁き絹の外套》はあまり強かったイメージがなかったんだけど、考えてみると強い筈だしデッキにも合っているので採用。土地を伸ばしてでかいので殴る、ハック&スラッシュみたいなデッキが完成した。

ラウンド1 I弟(緑白)

1ゲーム目、後手で土地2枚と《耕作》の初手をキープ。と思ったら3ターン目まで全部ドローが土地でがっかりだったが、《耕作》→《ガラクの群れ率い》→《強情なベイロス》とぶん回る。相手は《戦隊の鷹》《雲の十字軍》と飛行を展開し、《棍棒トロール》で地上を支えて来るが、たしかデカブツを追加して押し切る。
2ゲーム目、土地1枚→土地6枚→土地0枚、とトリプルマリガンを強いられて、《巨大化》《巨大化》《垂直落下》《耕作》という4枚をキープ。奇跡的に3ターン目まで続けて土地を引いたが、惜しむらくは全部《島》だった。
3ゲーム目、《極楽鳥》スタートしたら相手も返しに《ラノワールのエルフ》出してきて構築っぽい気配に。《針刺ワーム》に《囁き絹の外套》をつけて殴ったら《外套》に《帰化》を打たれ、《ワーム》と《棍棒トロール》が相打ちになる。《自然のらせん》で《外套》を拾って出しなおしたらまさかのもう一発《帰化》! しかし《水の召使い》で戦線をこじあけ、最後は《睡眠》を打ってフルパン→《巨大化》で 10 点削り切って勝ち。

ラウンド2 I兄(赤白)

1ゲーム目、立ち上がりの遅さを突かれ、《雲の十字軍》《電弧の走り手》であっという間にライフ 11 に。しかし《耕作》を絡めて順調にマナを伸ばし、《強情なベイロス》でライフゲイン、《針刺ワーム》《夕暮れ谷のワーム》と追加するぶん回り。《針刺》には《平和な心》、《夕暮れ谷》はダブルブロックされたが、《巨大化》を打って2対1取った上にトランプル5点、とか意味のわからんことになってまあ勝ち。
2ゲーム目、また《強情なベイロス》が降臨。これには即《平和な心》を貼られる。《目潰しの魔道士》にデカいのを止められて、《聖なる狼》で2回殴ったあと膠着してしまうが、《クローン》とかで無理矢理有利な盤面を作ってから《睡眠》ぶっ放す。流石に相手に対処がなく勝ち。

ラウンド3 Sくん(黒赤)

1ゲーム目、《極楽鳥》スタートしたら《稲妻》で即焼かれる。リミテッドだと稲妻は相当強いカードなので勿体ない気もするが、これは焼くべきなのだろうか。ともあれ《夜の子》がぺちぺち殴ってきて、《火山の力》までついたところで《強情なベイロス》でブロックして相打ち。その後《自然のらせん》で《ベイロス》を拾ってもう一度プレイし、ライフが 25-26 とか微妙にうざい勝負になる。だがこちらに《囁き絹の外套》があったので《ベイロス》に装備して、後続で《ヤヴィマヤのワーム》と《クローン》を追加、その間にもベイロスが殴り続けて、あと6点になったところで《クローン》(《ヤヴィマヤのワーム》をコピー)に《外套》を移して勝ち。
2ゲーム目、確か《耕作》スタート(だったと思う)。相手の《男爵領の吸血鬼》に《執念の剣》がついて大変なことになるが、1回スルーの後《ガラクの群れ率い》でブロックしてから《巨大化》を打って無理矢理仕留める。最後ライフ 11 点で相手は《火の召使い》をコントロールしている状況から《溶岩の斧》が飛んできてヒヤリとするも、1点残してなんとか勝ち。

悪斬様は?

というわけで 3-0 、3パックゲットと相成り、気合いをこめて3パック選んだものの悪斬は引けず。賞品からは出なくて、最後残った6パックを持主のI兄が開けていく。「あー青だ」「黒だ」「おお白だ! クリーチャー! マナコストが白白……白! 誰やおまえ!」とか大盛り上がりの末、結局出ませんでした。考えてみると、獣相のシャーマンとソートなのだとしても、レアと神話レアだから必ずしも一緒とは限らんよね。盛り上がったのはよかったけど、ちょっと残念。

雑感

  • 巷間言われてるほどレアゲーという印象はなかった……のだが、《強情なベイロス》を毎ゲームのように出して勝っていたおれが言うようなことでもないか。
  • 《巨大化》を久々にデッキに入れたが、やはり強い。構えて殴る時の安心感は素晴らしい。
  • 《囁き絹の外套》もこのデッキでは素晴らしかった。ただの《針刺ワーム》がフィニッシャーに。
  • 《水の召使い》は思っていたよりずっと強かった。能力をちらつかせて殴る/立っているだけでも相手の対応を制限できる、いいカード。
  • 《針刺ワーム》と《大いなるバジリスク》どっちが強いのか迷って、相手次第で適当に入れ替えようと思って1枚ずつ入れてたのだが、結局どっちがいいかよくわからなくて1枚ずつ入れたままだった。外套があることを考えると針刺ワームかなー。

デッキリスト

G 《極楽鳥》
1G 《森のレインジャー》
1U 《占いフクロウ》
2G 《聖なる狼》
3U 《蒼穹のドレイク》×2
3U 《クローン》
2UU 《水の召使い》
2GG 《強情なベイロス》
4G 《針刺ワーム》
3GG 《大いなるバジリスク
4G 《ガラクの群れ率い》
4U 《大気の召使い》
4GG 《ヤヴィマヤのワーム》
5GG 《夕暮れ谷のワーム》
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G 《巨大化》×2
G 《スズメバチの一刺し》
1G 《垂直落下》
1U 《マナ漏出》
1G 《自然のらせん》
2G 《耕作》
3 《囁き絹の外套》
2UU 《睡眠》
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《森》×9
《島》×8

  • これで 41 枚。1枚落とすとしたらなんだろうか? 実際3戦してみた感想では確実に《スズメバチの一刺し》だったのだが、数少ない除去なのでちょっと手をかけづらい。
  • 土地は 17 枚を維持するなら森 10 島7が適正だった。こういうとこ2色だとかえっていい加減にしちゃうんだよな。青のダブルシンボルはどちらも早く打つ必要がないので、3枚のマナ補正カードを考えても7枚もあれば充分だった。ラウンド1の2ゲーム目はその1枚の森が……あってもやっぱり駄目だったと思うけど。