黄昏通信社跡地処分推進室

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古宇利島へ

この日水族館に行こうと思っていたのだが、天気を見るとこの日は一日晴れ、その次の日は晴れのち雨、という感じだったので予定を入れ替えて古宇利島へ向かうことにした。
朝食はバイキングで、これは微妙。ちなみに夕食もバイキングあったんだけどそっちもいまいちっぽい感じだった。息子はまあまあよく食べる。
寄るところがあったのでホテルを出てから北に向かい、そのまま国道 505 号をぐるっとまわって東へ。眺めの良さを期待して選んだ道だったのだが、これは失敗で、単なる対面通行の田舎道だった。交通量の少ない国道なんてこんなもんではあろう。海沿いに出てからは素晴らしい眺めになるが、やたら工事してるところが多いのと、あとナチュラルに道幅狭くてすれ違えないところとかあった。
屋我地島に入ってからはさとうきび畑が広がる、内地の奴が想像する沖縄の田舎の風景。さとうきびってどれぐらい需要あるんだろか?
古宇利大橋は無料で渡れる橋では日本最長とのことだが、実際雄大な橋で、よくぞこれをかけたなと感心する。両側の海は明るい水色と緑色と青色が複雑に広がりあるいは混じり合い、ほんとうに綺麗だったが、運転している身としては危険すぎた。
島についたので折角だからビーチへ。息子を海に浸けようということになり、そうするとやっぱり大人も着替えないととなって掘っ立て小屋みたいな無料の更衣室で着替える。えーと、大人しくお金払った方がいいです。ビーチはさほど広くなかったけどそれほど人も居らず、水もぬるくて快適だった。波打ち際ぎりぎりまで小さな魚が泳いでいる。息子は歩かせたり座らせたりしてみたが、水を恐れる様子もいっさいなく、ばしゃばしゃ跳ねかしたりして楽しそう。さらに借りてきた首浮き輪を装着して背の届かないところに連れて行ってみたが、それでも特に怖がるでもなくむしろ喜んでいた。莫迦の割には臆病なのでどうなるかと思っていたのだが、風呂でばしゃばしゃ頭からお湯かけてた甲斐があったのか。
1時間ぐらい遊んで撤収。また橋を渡って本島へ戻り、沖縄そばを食べに行く。旨かったけど息子はそばはお気に召さなかったようでごはんだけ食べていた。
ガラスの森というところを覗いてみたけど大外れ。なにひとつ欲しいものがない。ブルーシールのアイス喰った。
一旦ホテルに戻って、部屋で交互に寝る。息子は寝ないではしゃぎ回っていた。
夕方、日暮れのタイミングを狙ってまた瀬底島へ。さすがに海にはつからず足だけ入るのみ。またしても綺麗な海。西の方は曇っていたが、それでも日が沈んでいくのはわかったし、暮れるにつれて移り変わる空と海の色を堪能した。ビーチの少し手前に巨大なホテルが建造されている最中で、あれが完成したらビーチも半ばホテル客のものみたいになる展開は見えるかな*1。いずれにせよ今とはかなり大きく変わるだろう。
日が沈んだところで引き揚げ、そのまま晩飯へ。「名護 肉」とかでぐぐったら出てきた朝日レストランという店へ行ってみる。ちょっと並んだ上に相席になったがシステム的に仕方あるまい。和牛ではなくてオーストラリア産の牛肉らしいのだけど、赤身なのにとても柔らかくて大変おいしかった。息子にも食べさせてみたけど、さすがにいくら柔らかくても肉はまだ噛み切れないようで、さんざん口に含んでから全部出してしまっていた。すまんすまん。
最後はコンビニに寄ってからホテルへ戻る。息子を寝かしつけてからオリオンビール。350ml 缶ふたりで分けたら物足りなくて驚いた。すげーなオリオンビール

  • 久々に海入ったらテンション上がった。海とか新婚旅行以来だよ多分。楽しい。でも、それはそれとしてやっぱめんどくささがあるな、海って。砂とか海水とか。おれ根本的にめんどくさがりだな。
  • もともとオリオンビールとかコロナビールとか青島ビールとか、要するにアメリカ風の薄くて軽いビールが好きで、個人的には日本の風土(特に夏)にはこういうビールの方が合うんじゃないかと思ってるんだけど、それもまあ好きだから言ってるだけではある。それにしても沖縄で飲むオリオンビールは旨いのだった。実際沖縄のは名護市で作ってて、内地のは内地で作ってるらしいので、もしかすると味自体も違ったりする、のかも知れない。

*1:2012-06-13追記:こんなこと書いてた時点であのホテルの建造は頓挫していたらしい。今にいたっても再開のめどは立っていないとか。