黄昏通信社跡地処分推進室

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『大聖堂』 セルジオ・ミミカ−ゲザン監督 ミューズ・エンターテイメント・エンタープライゼズ/タンデム・コミュニケーションズ,2010 

先月 NHK-BS でわりとまとめて再放送してたので全部録っておいて、NFL が終わった先週からぼつぼつ観た。面白かった。なんといっても、キャスティングが抜群にうまい。特にアルフレッドの気持ち悪さといったら絶品だ。ジャックもかっこよすぎないのがよかったし、ウィリアムが無駄に男前なのもよかった。やっぱりキャスティングがいいと入り込みやすいよね、という当たり前だが忘れやすい事実を再確認。ストーリーは正直かなり忘れてたのでいいとか悪いとかは判断しがたい。特に1話はばたばたしていて、原作読んでないと1話で躓く人も結構多そうかなと思った。まあ上中下巻の物語を1時間×8本にまとめるというのはどだい無茶な話で、その制約を考えればむしろよく出来ていたようにも思う。
あと多分 NHK がつけた「ダークエイジ・ロマン」っていう煽りがなんか面白くて、妻と本編を観ながらことあるたびに「さすがダークエイジだ……」とか「やだねーダークエイジ」とか言ってました。あほだ。