黄昏通信社跡地処分推進室

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NFL 2014 -- Week 14

Dallas Cowboys (9-4) @ Chicago Bears (5-8)

カウボーイズの圧勝。1Q にベアーズが 4th&7 をギャンブルしてパスを決めて、そのドライブで同点にした時は熱い試合だと思ったけど、そのパスを受けたときにマーシャルが負傷して退場、そこからベアーズは一気にしぼんでしまった。まあ実際のところはマーシャルがいなくなってどうということではなく、今年のベアーズがその程度ということなのだけど、勢いと力の差が如実に出たという感じ。


最終スコア:DAL 41-28 CHI

Pittsburgh Steelers (8-5) @ Cincinnati Bengals (8-4-1)

アンテナ抜けてた事件で録画できなかった試合。
スティーラーズが 4Q だけで 25 点取って逆転勝ち。途中まで下の IND@CLE の試合中に経過が出てて、なかなかいい試合になってるなと思ってたので結果見て結構びっくりした。しかしますます混迷の度を深める AFC 北。


最終スコア:PIT 42-21 CIN

Indianapolis Colts (9-4) @ Cleveland Browns (7-6)

残り時間 0:28、自陣 13 ヤード地点からのラストドライブ、最初のプレイでホイヤーはパスラッシュを左へ交わし、時間を稼いでから左奥へ長いパスを投じた。エースレシーバー、ジョシュ・ゴードンはディフェンスを完全に抜き去っていた。サイドライン沿いに落ちてきたボールはゴードンの両手に一瞬収まった。だが、その手の間をすり抜けて地面に落ちた。ブラウンズのプレイオフへの望みも、ホイヤーのスターターとしての命運も、地に落ちようとしている。


ブラウンズが終始リードした。自陣1ヤード地点でのラックのファンブルを誘発してリターンタッチダウンで先制すると、同点に追い付かれた 2Q には RB クローウェルのタッチダウンランで再びリードし、3Q にはルーキー CB ギルバートのキャリア初となるインターセプトリターンタッチダウンで 7-21 と突き放した。しかし後半に入るとオフェンスがまるで前進できなくなる。前半あれだけ出ていたランが出なくなり、にもかかわらずファーストダウンで愚直にランをコールし続けて苦しいサードダウンを自ら増やした。
コルツは今季 FG 失敗が未だに1本もないヴィナティエリのフィールドゴール2本に T.Y.ヒルトンの 42 ヤードタッチダウンレシーブを加えて 19-21 と2点差に詰め寄るが、ここで再びブラウンズディフェンスにビッグプレイ。ヒルトンが手を伸ばして弾いたボールを S レナードがすっぽりとキャッチし、敵陣 23 ヤード地点までリターンする。このおあつらえにオフェンスは応えることができない。わずか2ヤードしか進めずに 4th ダウンとなり、フィールドゴールで5点差にするにとどまった。
ラックは残り 3:46 からのドライブで勝負強さを見せる。最初のサードダウンをモンクリーフへのここしかないというパスで更新すると、二度目のサードダウンもプレッシャーを受けながらフリーナーへ通して更新。ブラウンズディフェンスも粘りに粘って自陣3ヤードで 4th&inches を作り、次のプレイでもボールを受けて走る RB ヘロンを完全に詰まらせたが、ヘロンが鮮やかな内側へのスピンムーブで S ウィトナーを交わし去ってファーストダウン。これで 25-24 と逆転し、ツーポイントコンヴァージョンが失敗したところで冒頭のドライブになった。


スティーラーズベンガルズに勝ち、レイヴンズがドルフィンズに勝っていずれも8勝となり、タイブレーカーに劣るブラウンズは1ゲーム詰めるだけでは追いつかなくなった。あと3試合。マンゼルの出番が来るのか、逆転はあり得るのか。昨季 4-12 に終わったチームから目が離せない。


最終スコア:IND 25-24 CLE

Carolina Panthers (4-8-1) @ New Orleans Saints (5-8)

まさかのパンサーズ大楽勝。セインツは本当に守備がやばくて、特にタックルがとにかく甘い。それでも点を取れる日はなんとか勝てることもあるんだけどこの日はブリーズを中心にオフェンスがさっぱりでお話にならなかった。
パンサーズはプレイオフ戦線に一応生き残り、セインツは地区首位に立つ機会を逃した。


最終スコア:CAR 41-10 NO

New England Patriots (10-3) @ San Diego Chargers (8-5)



最終スコア:NE 23-14 SD

Atlanta Falcons (5-8) @ Green Bay Packers (10-3)



最終スコア:ATL 37-43 GB

Other Games

TB(2-11) 17-34 DET(9-4):はい、順当にライオンズの勝ち。バッカニアーズはこれでプレイオフの可能性が理論上もなくなったそうなのですが 2-10 のチームにプレイオフの目があったことが驚きです。まあ NFC 南だからなんだけど。ライオンズは「12 月の連敗を9で止めた」とのことで、そんなことあるか!? と思って記憶を辿ったけど、なるほど、うん、たしかにここ2年 12 月勝ってないわ。スタフォードは 26/34-311yds-3TD-0INT と素晴らしいスタッツ。一流クオーターバックみたいだ。
STL(6-7) 24-0 WAS(3-10)ラムズ、二週連続の完封勝ち。いくら相手がレイダーズとレッドスキンズだってこれはそうそうできることではない。実際チームとしては 69 年ぶりだそうな。ラムズクリーヴランドにあったらしい。いつだ。ディフェンス陣がコルト・マッコイに6サックを浴びせ、最後はベンチからグリフィンを引きずり出した。ラムズレッドスキンズがグリフィンの指名権をトレードで獲得した相手なので、「1対6でトレードされた」選手が6人居るのだが、彼らにとっては燃えるマッチアップだっただろう。ヒルは 16/22-213yds-2TD-0INT。意外なほどいい数字にまとめている。
HOU(7-6) 27-13 JAX(2-11):ジャグァーズ、まったく冴えない負け。ボートルズに未来を託すのはあまりにもリスキーな気がするし、さりとてまた QB ドラフトするのかというのもあり。おそらくはもう2年ぐらいはボートルズで頑張るのだろう。「冷たい霧雨が降りしきる中、ジャクソンヴィルがリードを許すと、ファンたちはもはやわざわざスタンドに戻ろうともしなかった。おかげでエヴァーバンクフィールドの客席は試合後半になるとガラガラになっていた。観客動員の不振を克服しようとしているはずのチームのホームとしては恥ずかしい眺めだった。」
NYG(4-9) 36-7 TEN(2-11)タイタンズはどうしようもないシーズンになってしまっているけれど、ここへ来てメッテンバーガーが肩を傷めておそらくシーズンアウト、という止めを刺すようなニュースが飛び込んできた。もしメッテンバーガーが使いものになるかどうか見極められるのであればこのシーズン後半もまるで無駄とは言えないだろうが、これでまたジェイク・ザ・ハート・ロッカーに戻ることになると、なにをやっているんだという感じになってしまう。/ジャイアンツは 10 月以来の勝利。
BAL(8-5) 28-13 MIA(7-6)ドルフィンズが先行したけどあっさり逆転負け。
NYJ(2-11) 24(OT)30 MIN(6-7)ヴァイキングズが粘るジェッツをオーヴァータイムで振り切って勝ち。ぎりぎりプレイオフ戦線に踏みとどまった。ブリッジウォーターは 19/27-309yds と中々のスタッツ。
KC(7-6) 14-17 ARI(10-3)カーディナルズがチーフスを後半完封して逆転勝ち。パーマーを失ってもがたがたっとは行っていないのは率直にすごいと思う。
BUF(7-6) 17-24 DEN(10-3)
SF(7-6) 13-24 OAK(2-11):レイダーズ爆弾、今季2回目の爆発。被害者はフォーティナイナーズで、プレイオフ進出のためにはあとひとつも負けられなくなった。
SEA(9-4) 24-14 PHI(9-4)


(更新終了)