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仲間うちシールド戦/ファイレクシア:完全なる統一

というわけでシールド。1パック目で《レジスタンスの火、コス》を引く。これ、カードリスト見た時から「なんかシールドで引く気がする」と思っていたんだが、本当に引いて笑ってしまった。コスらしく赤単で活躍する能力だが、シールドでどこまで活かせるのか。そして《気まぐれな厄介者》。6マナ4/4飛行だから弱いことはあるまいが、3RRRを払えんのかって問題がある。ただ、赤を濃くしなければならないという意味ではコスと一貫性がある。幸い除去も含めて赤いカードはごっそり引けたので、《山》を9枚ぐらい取りつつコスと厄介者を両方入れることにする。さて相方は何色にするか。緑だと《迷宮壊し、ミグロズ》が使えるが、緑自体は数が少なくていまいち。黒はクリーチャーが弱く、白はスペルが微妙。とはいえ《刃砦の戦鞭》はおそらくクソ強く、これだけでも白を使う価値があるかもしれない。というわけで赤白タッチ黒にした。ついでに《アージェンタムのマスティコア》が入っている。これはシールドならめちゃくちゃ強いはず。とはいえよくて2-1ぐらいの感じか……?
というわけで1試合目はSくんと当たり、一本目ニッサを出されてあっという間に死ぬ。二本目、今度はヴラスカが出てきてなんやねんとなるが《シェオルドレッドの勅令》で処理すると、完全に負けている盤面に《アージェンタムのマスティコア》が降臨。手札のカードは全部除去に変わるわけで、アップキープごとに相手のクリーチャーが一体ずつ死んでいって逆転勝ち。クソゲーか。三本目も普通に勝ち。
2試合目、Yくん。一本目は向こうが先手で1ターン目《進化する適応体》→2ターン目なんだったか2/2とぶん回ってきてやべぇと思いきやそこで土地が止まって勝ち。二本目、コスを出したらさっさと始末されたが《厄介者》でコピーしてもう一回出し、それもすぐに除去されたが《厄介者》がそのまま殴って勝った。ひどいゲームだ。
3試合目、Iさんと2-0同士の決勝戦。ここは《刃砦の戦鞭》→《オキシダの懐刀》に装備してアタック!みたいな面白プレイが発生し、8/5トランプル二段攻撃で、黒太陽の黄昏で殺されたものの飛行につき直して勝ち。
みたいな感じで3-0。いや、デッキめちゃ強だったわ。なんでよくて2-1とか思ってたのか完全にわからん。3-0充分に狙えるデッキだった。三色なのが弱点で、どれぐらい事故るか次第というところはあったが、この日はそれもばかづきだった。

  • 《シェオルドレッドの勅令》強い。2マナインスタントのエディクトなのだがモードが三つあって、生贄に捧げさせるものを「トークンクリーチャー」「トークンでないクリーチャー」「プレインズウォーカー」から選べるので、かなり狙い撃ちができる。特にPWをほぼ確実に倒せるのが偉すぎる。
  • 《アージェンタムのマスティコア》きちがい。
  • 《気まぐれな厄介者》土地6枚前後で、除去一発打った後ぐらいに出せるとゲロつよ。除去をただでフラッシュバックしつつ6マナ4/4飛行とかまじで駄目だよ。
  • レジスタンスの火、コス》思ってたよりはずっと強い。奥義をちらつかせながら山を探してくるだけで仕事はできていて、そのうえで-3で一、二体除去できればおそらく勝ちに近い。ただ、できればやっぱり山10枚は欲しいと思う。あと、こいつから《厄介者》につなげやすいのも地味に強かった(レアコンボだけど3回ぐらいやった)。
    • PVが昔「プレインズウォーカーは不利な攻撃を強要することができるので強い」と書いていたことがあって、当時どういうことか微妙にわかってなかったのだが、単純に言えば奥義を阻止しようと思うとマストアタックに近い状況になりやすい、というのが強い。そのためには奥義はゲームに勝てる程度には強い必要がある。コスの奥義は山を出すごとに好きな対象に4点だから即勝ちではないが少なくともめちゃくちゃ有利になる。あとシールドって毎ターン土地持ってこれるだけでかなり強いんだよね。だからまあ、赤がメインのデッキに入れば強いのは当然、というべきなのだろう。