黄昏通信社跡地処分推進室

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カードによって出題傾向が違う伝説について

はっきりしたことはわかりませんが、ひとつ仮説を考えつきました。それは、QMA2 においてもやはり未見の問題を優先して出題するシステムは動いている、というものです。
まず前提として「全ての問題の出題確率が等しいわけではない」と仮定します。証明はできないものの、これは皆さんなんとなく体感されているところじゃないでしょうか。出題確率はおおよそ難度に比例させているようですが、時々それが大きくかけ離れていることがあって、難しいのにやたらよく出る問題、というのがあります。例えば学問3の「ケクレの式」*1とか。
さておき、まっさらなカードのうちは未見問題優先システムが(初代よりは断然弱いながら)働いて、ある程度回収が進みます。で、ジャンル単位かサブジャンル単位か、はたまた「ジャンル+形式」単位かはわかりませんが、ある程度潰したところでシステムが止まります。こうなると未見の問題を素の確率だけで引かなければならなくなり、その間は易問を中心に引くことになります。つまりシステムが止まるまでに引く問題(主にある程度以上の難問)が、「そのカードで引く問題」になるんじゃないか、と。
もうひとつは、所謂「今日の問題」との関係です。これも証明はできませんが、日によって出る問題に若干偏りがあるように思われます。見たこともない問題を1日にいきなり2回も3回も見る、ということが時々あったりするので(偶然の範囲でも説明はつきそうですが)。QMA3 の仕様で「今日のジャンル」を導入する、というようなことが書かれていましたが、既にそれに近いものが導入されているのかも知れません。
だとすると、「今日はこのカードでやってみよう」なんていう時に、上記の未見システムとの合わせ技で大量の未見問題を発掘する、なんて場合があり得ます。店によっても出題傾向が違う、というのも「日によって」である程度は説明がつくかも知れません。
以前、ID(店の、あるいはカードの)をランダマイザに使っているのでは、という仮説をちょろっと書いたことがあったのですが、それもいまいちメリットがないというかぴんと来ない話で、それに比べると今回の仮説の方がまともかな、と。いずれにしても証明しようのない話ではありますが。

*1:ケクレの式:特に化学をやってなかった人には決して簡単ではない問題だと思うが、とにかくしょっちゅう見る。超銀ならほぼ全員取って来るので、おれに限らず出題される率が高いのだと思う。ちなみに「幻の卒論」と微妙に関係ある言葉だったりするが詳細は秘密。