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中山グランドジャンプへ向けて(日本馬編・その2)

雨降るねえ。アラームコールが雨を呼ぶ……のか?

フォレストダンス

未勝利を勝ち上がるのに 12 戦かかり、オープン入りしてからは2戦していずれも二桁着順。少なくともかなりチャレンジングではあるし、正直なところ通用する要素は見当たらない。まあ2頭交わして勝ち馬から8秒以内に入線すれば賞金もらえるのなら出る価値はあるか。

ブルーフランカー

入障初戦を初勝利で飾ると、一度平地に戻った後障害二走目でオープンを圧勝した。相手はサウスポールやブラックコンドルなどだからまあそれなりではあるし、どんなレースのどんな相手だったとしてもそうそう2着を4秒もちぎれるものではない。ここは登録だけで出走しないという噂だが、出てくれば注目の存在(買うかどうかは別だ)。
→回避。

マイネルオーパー

JG1 に挑むこと実に5回目の古豪で、今回日本馬の中では障害レース出走回数は最多となる。しかし以前は「勝ち切れないながらも堅実」というイメージだったのが、一昨年から昨年にかけての長期休養の後は「掲示板に載るか載らないか」というレベルに留まってしまっている。中山グランドジャンプも2戦して6着、7着と強調すべき実績ではない。落馬が一度もないのは強みで、重馬場も上手い方だし、大崩れしなさそうではあるのだが。

マルカラスカル

言わずと知れた、一昨年の中山大障害馬。実は今回でまだ障害8戦目だったりする。天才的なキャリアというほかないが、同時に順調に使えないことをはっきり表している数字でもある。今回も牛若丸ジャンプステークスのレース中に外傷を負ったため、それ以来3ヶ月ぶりという臨戦過程で、中山グランドジャンプも初挑戦となる。とはいえこれまでもこうやって戦績を積み重ねてきたわけで、そう心配することでもないのだろう。力を出し切れれば当然勝ち負けにはなる筈だ。

メルシーエイタイム

こちらは昨年の中山大障害馬。JG1 は6回目の出走となる。大障害コースには滅法強く、3回走って1勝2着2回という成績を残しているが、一方グランドジャンプにおいては2回走って4着、3着という着順に留まっており、もちろん悪くはないものの微妙に落ちる成績ではある。最後に平地コースに出る流れを如何に乗り切るかはひとつのポイントだろう。もうひとつは重馬場で、障害入りしてから唯一の重/不良馬場だった京都ジャンプステークスで大敗している。この馬も力を出し切れれば勝ち負けではあろう。