黄昏通信社跡地処分推進室

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大学ロボコン 2010 (ABU ロボコン日本大会)

放送自体を今日知って、慌てて録画した。
今回は箱を積み上げて3つのピラミッドを作る課題だった。あまりオリジナリティが感じられず、相互作用に乏しく、逆転も起こりづらいというルールで、「エジプトェ……」という感じだがまあそれはそれとして与えられた課題には挑戦しなければならない。
今年の番組作りはここ数年の中ではよかった。愚にもつかないスタジオパートを全部カットし、事前取材の映像をふんだんに放送して対決ムードを煽っていた。ただ、東京大学金沢工業大学豊橋技術科学大学の三大学だけに焦点を当て、他の大学は殆ど「その他/対戦相手」という扱いにされていたのは悲しい。正直なところ、ロボコン番組は高専ロボコンの地区予選が一番よくできているように思う。
結局2年連続で金沢工業大学豊橋技術科学大学との決勝戦になり、金沢工業大学豊橋技術科学大学の3連覇を阻んだ形になった。手動ロボットはよくできていて練習も積んでおり、ABU でも通用するレベルと思うが、自動ロボットの確実性が低かったのが難点で、おそらく現状のレベルでは勝ち負けにならないだろう。ABU に出て来るようなチームは平均 50 点ぐらい、相手がいなければ 60 点強は取るんじゃないだろうか。もっともまだ時間はある筈で、第二ピラミッドで互角以上の得点が取れるようになればチャンスはある。健闘を祈りたい。